<会社員時代>
私はこれまでブルームバーグ社、セブン&アイ社、コカコーラ社で管理系の仕事に従事してきました。私の会社でのポジションは表舞台で会社の顔のように活躍する華やかなものではなく、裏方から前面に出て働く他の社員を支える仕事です。「どうやればみんなが働きやすい会社になるか?」「会社のブランド価値を高めるにはどうしたら良いだろうか?」といった「会社や他の従業員をプロデュースする立場」として仕事に取り組んできました。大きな会社の中での小さな立場ではありましたが、日々、充実感を持って働く中で「自分は仕事をする上で他の人が喜んでくれることが一番幸せを感じる」ということに気づきました。私は会社で働く中で「自分の人生は人に喜んでもらうことに使いたい」と強く思うようになっていったのです。
<きっかけは結婚式引出物>
人生の転機が訪れたのは自分が結婚式を挙げた時でした。妻の実家が経営する会社で販売していた高級果物を宅配の引出物に使用しました。「果物ギフトは引出物としてありきたりのものではないし、好き嫌いがないものなのできっと喜んでもらえるだろう」と思って決めました。しかし、引出物発送後にゲストからはこちらの想像をはるかに超える喜びの声が届きました。「家に高級フルーツが届いて家族が驚いている!」「こんなにいい引出物をもらったのは始めて!」「自分の結婚式でもぜひ利用したい!」と驚愕するほどのものでした。
<肥後庵創業の決意>
その時、私の心の中で「ボウッ」と音を立てて火が灯るのを確かに感じました。「もっともっと世の中の多くの人たちに心から喜んでもらえることを仕事にしたい!自分の人生をかけて全力で取り組んでいきたい!!」と心の底から思ったのです。「贈る人と受け取る人の双方に喜ばれ、社会に大きな幸せの輪を広めていきたい!」「自分のビジネスを世の中に必要とされ、心から愛されるブランドに育てたい!」そんな想いを胸に抱いて「水菓子 肥後庵」を創業しました。
その1.経営資源はお客様に喜んでもらうことに投下します
肥後庵の経営は「経済の生存競争に勝ち残るためにとにかく売り込む」のではなく「良いサービスを提供していくことでお客様に必要とされ、その結果として会社が存続する」というスタイルを取っています。そのためには経営資源は売上増を目的とした営業活動より、当店をご利用頂いたお客様を徹底的に大切にしていくことが大切です。ビジネスとしての利益や売上は自然についてくると考えています。
その2.果物ギフトを通じて、贈る側と受け取る側の心をつなぐサービスを追求し続けます
肥後庵の高級果物は受け取る側はもちろん、贈る側も「さすがセンスが良いね!」「こんなにいいものをありがとう!」と贈り先様に喜ばれる「贈る側と受け取る側の双方に喜ばれるギフト」として価値を高めていくことに注力して参ります。魅力ある商品ラインナップや開催するフルーツイベント、心を伝える一筆箋は自社開発にこだわり、お客様のお声にをいち早く形にする努力を怠りません。
その3.果物ギフトを通じて明るい日本の未来を創りたい
「高齢化社会」や「国際競争力の低下」などの諸問題で明るい日本の未来が想像しづらい現代、一番大切なのは私たち日本人の一人ひとりが明るく、楽しい日々を過ごすことで"今"を明るく楽しく大切に過ごすことではないでしょうか?果物ギフトを通じて一人でも多くの人が幸せになることで、肥後庵は日本の未来を明るく照らす一筋の光明になりたいと強く願っています。
その4.すべてはお客様満足向上のため、私たちはお客様の求めるサービスを提供し続けます
すごい速さで変わり続ける世界のただなかで、私たちは果物界における挑戦を続けるイノベーターであり続けます。お客様の声にしっかりと耳を傾け、スピード感を持ってそのニーズを形にしていく取り組みにより、お客様の求めるサービスを提供し続けます。
その5.日本の誇るべき文化である「世界一おいしい高品質の果物」を後世のために…肥後庵の果物は熊本県産です
現代の日本では急速にグローバル化が進み、世界中のヒト・モノ・カネが行き来きするようになりました。その結果、海外産の食材が入ってくることで"食の安全性"が問い直される時が来ています。現代に生きる人々と未来の子孫のためにも、世界で一番高品質の日本の果物を守り続けていく使命があると考え、肥後庵は熊本県産(一部国内他県産を含む)の食材のみをご提供しています。
その6.愛される「肥後庵」ブランドを目指していきます
肥後庵とお客様は単なる売買契約関係ではなく、肥後庵の企業活動を心から応援してもらえるような、皆様に愛されるブランド作りを目指します。