人生は逃げるべきか?逃げてはいけないのか?

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
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さて、本題に移りましょう。
「逃げる」という言葉にはマイナスなイメージがありますよね?

「逃げるなんてダメだ。現実と向き合わなきゃ」
「退職は逃げだろうか?このままもう少し頑張るべきか?」
「人間関係の辛さから距離を置くのは逃げなのか?」

そんな葛藤をしてネットで検索をすると、「逃げていい。死ぬよりはマシだ」みたいな「逃げの肯定論」が多く、いつも「主張が偏っているなあ」と感じています。

私自身は逃げることについてこんな風に考えています。

 

動物界における「逃げ」は生存戦略

いきなりおどろおどろしい言葉を使うのは憚られるのですが、ストレートに言わせてもらうとそもそも動物の世界は殺し合いが原則です。どんな動物も相手の命を頂くことで自分が生存するわけです。蚊も人間にとっての命の結晶というべき血液を吸っているわけですから、他の動物の命を吸って生きていると言えます。動物界は捕食する側、される側しかありえません。シャチなど極めて例外的に天敵が存在しない動物はいますが、ほとんどの動物は誰かに食われる運命にあります。

で、食べられる側は常に天敵に食べられます。トンボはハエや蚊を捕食しますが、ハエや蚊がトンボを捕食することは絶対にありません。ですから、捕食される側は逃げるしかないのです。逃げおおせることは捕食しようとする天敵に対して最大の勝利になるわけです。

逃げが恥みたいに思う人がいますが、動物は逃げないと食べられますから生存戦略の観点から見て「肯定的な逃げ」は事実として存在するのです。

 

人間社会にとっての逃げ

人間は突然、誰かに食べられてしまうことはありません。ですから捕食する側、される側の関係から開放されています。しかし、私達の生きる世界の富は限定されており、世の中の人の数より少ないのです。そのため、他の動物同様に強くなければ生き残ることは出来ません。「たったの62人」大富豪が全世界の半分の富を持っている、という衝撃的なデータがあります。特別なお金持ちを除き、私達は生き延びるためにお金を稼がなければいけません。

お金という経済的な理由に限らず、生きていれば諸々の問題と対峙することになります。仕事の問題、健康の問題、人間関係の問題などそれは様々。人生とは「この問題とどう向き合うか?乗り越えていくのか?」という命題に対して、命を使って自分の心に問い続けるというゲームのように思えます。

さて、問題と対峙した時、選択肢は2つあります。すなわち、問題を解決するか逃げるかです。「逃げなんてダメ人間のやること。現実と向き合え」という主張する人は逃げを生存戦略と捉えていない根性論推進派でしょうし、「逃げていい。とにかく逃げ続けろ。死なないから」という人は問題解決が逃げよりも優位になる場合があることを考えない単眼思考の持ち主だと私は考えています。

問題の内容によって取るべき選択肢は当然違います。十把一絡げに「逃げるな」「いや逃げろ」と二者択一の主張はうのみにするべきでないと思います。私は逃げるべき時、逃げてはいけないケースがそれぞれあると考えています。

 

逃げるしかない問題が世の中にはある

世の中には逃げることは勝利そのものとされる局面がいくつもあります。

私は昔、東京の恵比寿を歩いていました。向こうからやたらと背の高い男がズンズンとやってくるので、ぶつからないように一歩分避けました。普通、お互いそのまままっすぐ歩いてもぶつかることはありません。が、その男は私が避けた方向に2歩分移動しました。その結果、思いっきりドカっとぶつかられました。「なんだよ、何がしたいんだよ!」とムカッときてその男の方を向いて私は瞬間的な危機を感じました。顔がヤバイです。ハーハー荒い息をしていて、目は鋭い眼光を放ち、どう見ても普通の人の雰囲気ではありません。私は次の瞬間、危険を感じてその場から脱兎のごとく逃げました。殴られたり刺されたりすることを考えると、自分のプライドなんてなんとも思いませんでした。その場にいたら何をされるかまったく予想がつきませんから、無事に逃げおおせることこそが最大の勝利だったわけです。「君、ぶつかってくるなんてひどいじゃないか。こっちは避けたのに」なんて抗議が通用する相手ではありませんでしたね。

そんな局面は会社にもあります。私は昔、ブラック企業で少しだけ働いていた時期があります。社長面接に呼ばれた時、誰もいない会議室に通され、「ここで待ってて」と言われて1時間半も面接の椅子に座りっぱなしで放置プレー。遅れてきた社長は「ごめんごめん、忘れてた」と笑いながら登場した時に「この会社大丈夫か?」と思ったのですが、その後の面接で社長のビジネスへの熱い語りに惹かれてそのまま入社を決めました。が、結果的に私はその会社を2ヶ月足らずで退職しました。完全なるブラック企業、毎日社長が社員を恫喝し、次々と社員は心を病んで会社に来なくなるという光景が広がっていたのです。でもベテランの社員はやめないで頑張って出社、みんなの前で社長からサンドバッグにされていました。「この会社に残っても自分にとって何もプラスはない」と思い、とっとと逃げることにしました。会社の問題提起なんて通用しそうもないので、中途半端に残って履歴書が汚れる前に退職しようと思ったのです。

上述した例は分かりやすい「逃げることが大正義」というものです。しかし、逃げてはいけない時もあります。

 

逃げられない問題からは逃げようとしてはいけない

人生は自分自身が満足して、楽しければそれで良いと思っています。人からどう思われようとも、自分自身がどう感じるか?それこそが何より優先されるべきことです(それによって他人に迷惑をかけてはいけませんが…)。時には逃げる、それも必要なことであれば積極的に選択するべきでしょう。

逃げてはいけない時、それは「自分で選んだ道の途中でやめること」です。筋トレをすると決めたらやる。ブログで記事を書くと決めたら、とりあえず一年はガツガツ書いてみる。転職で待遇アップを決めたら、実際に必死に転職活動をしてみる。英語学習をスタートしたら、頑張って勉強をする。なんでもそうです。一度そう決めたら、納得できるところまでたどり着くまで逃げてはいけないと思います。それで成果が出るかどうかは問題ではなく、一生懸命やったかどうかが問題になります。

私が体験した危険な男や、ブラック企業は逃げたらもう一生関わり合いになることはありません。逃げた瞬間に関係はぷつっと糸のように切れて永遠にそのままです。が、自分が決めた決意や挑戦からは一生逃げられません。英語の勉強を決意して途中でやめても、絶対に後で「あのまま続けておけば今頃英語力は大分ついていただろうな」とか、「やめるなら最初からやるんじゃなかったな。英会話チケットもったいなかったな」とずっと後悔するでしょう。転職も、「やめたいと思った時にやめておけばまだ若いからいい会社いけただろうな」と思うでしょう。そう、自分の心からは絶対に逃げられませんから、そこからは逃げてはいけないのです。いえ、厳密に言えば逃げることがそもそもかなわないのです。

挑戦の結果、精一杯やった後ならやめても構わないと思います。私は何年も東京で働き、その結果それまで学んできた専門分野を思い切って捨て去りました。「この道で進みたい」と思って取り組んできたことですが、必死に働いて勉強をした結果、「この仕事を一生やりたい」と思えないことがハッキリわかったからです。これは逃げではなく、方向転換です。あれ以上仕事をやっても自分は満足する結果は得られない、それが分かったことで迷いはありませんし、まったく後悔もありませんでした。すさまじい時間と何百万円も自己投資をして磨きをかけたキャリアでしたが、精一杯やったので方向転換を決意した後はスッキリした気持ちになりましたし、今もまったく後悔はありません。

 

結論を出すことから逃げてはいけない

あなたがこのあとの人生で後悔しないために、最後に一つお話をさせてもらうならば、それは「結論を出すことを先送りにしないほうがいい」ということです。迷った結果、結論を出さずに現状維持を選んだならば、それは自分の心の決意から逃げているということです。

「今の仕事は楽しいけど、結婚もしたい。もう少しワーク・ライフ・バランスの取れた会社にいきたいけど…」
「人間関係に不満はないけど、仕事はつまらない。どうしよう…」

もしもあなたがこうした悩みを抱えながら、長期間そのままになっているなら、それは結論を出すことから逃げているということです。その場に立ち尽くし、一歩も進めなくなってしまっている状態。もちろん、よりよい人生を考えているからこそ悩むわけで、その気持ちはよく理解出来ます。でもそのまま時間が経過しても解決はしませんから、どこかで結論を出す必要があるわけです。じゃあどうすれば悩みを解決できるか?それは問題と自分の心をよく研究することで解消されることがあります。

「この道に進んでしまったら後悔するかもしれない。今のままがいいかもしれない」そう思って躊躇してしているなら、「両方の道を納得いくまでもっとしっかりと調べなさい」と内なる声に言われている状態です。しっかりと課題について調べたり、他の人の意見を聞いたり、自分の人生で優先したいことと向き合うことで自然に取るべき道が見えてきます。

逃げる、逃げない。どちらが上で、どちらが下といった二者択一の問題ではないことを忘れないで下さい。

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高級果物ギフト「 水菓子 肥後庵」代表

フルーツギフト・贈り物の高級果物専門店「肥後庵」の通販サイトを創業。日々のビジネスの中で培ったギフトノウハウやマナー、心遣いなどを発信しています!一般常識やしきたりにとらわれない「本当に心から喜ばれるギフト」の真理に挑戦しています!

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