なぜお説教おじさんは嫌われてしまうのか?

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
ネットを見ていて面白いものを発見しました。ウザいお説教ランキングなるものです。2014年の記事ですが、今読んでもとてもおもしろかったので、記事に取り上げさせてもらいたいと思います。なぜ、おじさんのお説教はうざいと感じるのでしょうか?

 

もっともうざい説教は「クイズ式」

しらべぇの記事によると、説教で言われたら嫌なことランキングトップ5は次のようなものです。

【説教で言われたら嫌なことランキング トップ5】
1位「なんで怒られてるかわかってる?」:19.4%
2位「俺(私)だったからこんなもので済んでるんだよ」:15.8%
3位「本当に反省してるなら、そういう態度にはならないだろ?」:13.8%
4位「(反省に)心がこもってない」:12.6%
5位「お前のためを思って言ってるんだよ」:12.2%

私は昔からおじさんから説教されることが多かったので、一通り言われた経験があってよく分かります。クイズ式は聞き流せないので確かに一番面倒くさいですよね(笑)。 5位から一つずつ取り上げてみたいと思います。

 

お前のためを思って言ってるんだよ

この説教の何がうざいかというと、本当にその人のためを思っていっているのではなく、多くの場合は自分の主張が正しいことを誰かに訴えたいからです。つまり、「お前のためを思って言うけど」という説教を理由に偽善的な姿勢を取るのがうっとうしいと思われてしまうわけです。

「お前のために」と言っていますが、まずもって説教をしてほしいとは誰も頼んでいません。頼まれてもないのに、「お前のためを思って」という大義名分の元におじさんの思う正義を振りかざして来るわけですから、気分がいいわけないですよね。昔、飲み会が終わると2次会で先輩につかまり、「お前のためにいっておくけど、あの場ではもっと気遣いをしたほうが良い。俺の場合は○○していて…」みたいに俺流儀がいかに有用で正しいか?というPRが始まりました。

頼んでもいないアドバイスをするクセのある人は、注意をした方がいいかもしれません。

 

(反省に)心がこもってない

こちらもあるあるですよね。究極的にいえば反省するかどうかなんて、どこまでいってもその人次第です。反省しなければ改善はありません。改善をせずに同じミスをすると損をするのはその人ですから、とりわけガミガミ言わなくても自然に反省して改善に向けて動くのが普通です。

本人は心の中で反省しているのに、わざわざ説教をくれる必要はありません。別に態度がどうであれ、同じミスや過ちをしなければ何も問題はありません。もとい、「すいませんすいません!」と真摯に誤られても同じミスをされる方がよほど害悪だと思います。必要なのは反省に心を込めたように見えるかどうかではなく、次回改善がなされるかどうか?この一点だけです。

改善がなければ改める必要性を伝えればいいだけの話で、別に心がこもっているうんぬんは関係ないと思うんですよね。

 

本当に反省してるなら、そういう態度にはならないだろ?

「そういう態度」と言われても具体的に言われなければよく分かりません。こちらは反省して真摯に事実を受け止めて反省しているつもりでも、相手から「なっとらん」と説教を受けても「え?何がダメなの?反省しているのに?」となっちゃいますよね。

説教おじさんは相手に対する期待値があります。「俺様のありがたい説教を聞いたのだから、こういう態度を取って然るべきだろう」と。その期待通りの態度が見られなかったら、プリプリ怒り出すわけです。この姿勢はまるで「お客様は神様だぞ!もっとお客さんを丁重に扱え!」と店員さんにクレームをつけるモンスターカスタマーのそれです。

相手へ期待する態度が明確になっていない上、そもそも反省する時の態度を期待しすぎる点が問題ではないでしょうか。

 

俺(私)だったからこんなもので済んでるんだよ

この説教の言わんとしていることは、「俺はすごい!分かって!」というPR、ただこの一点に尽きます。つまり、自慢をしたいだけです。

「俺ならこんなものすぐに出来る」ということを伝える意義って何があるでしょうか?聞いている間は「それに引き換え自分は…」と自信を失うだけで、ビジネス上のメリットは何も生まれません。俺はスゴイをPRしてマウンティングをする人が尊敬されることはありませんから、本人がその場で気持ちいいことを除けば、誰一人メリットを享受していない無益な行為なわけです。

 

なんで怒られてるかわかってる?

堂々の第一位はクイズ式です。この質問が飛び出した時、命運は2つに分かれます。

ここできちんとした回答を出すことができれば、比較的説教は短くて済むでしょう。「まあお前も反省しているならいいんだ。わかったな?」で終わるパターンもあるでしょう。しかし、「そうじゃないんだ!いいか?俺が言いたいのはだな…」と水を得た魚のように元気に説教を始めるパターンが意外に多いのです。

相手に叱ってマウンティングしたり、悦に入ることが目的化すると、このようにクイズ形式になります。そしてそれは言われる側にはとても屈辱的であり、改善の機会どころか自信喪失にしかならないのです。

ついつい説教をする側が忘れてはいけないのは、「その行為は価値の提供をしているか?」という自問です。相手に改善点を伝えて、きちんと理解して気持ちよく動いてもらえるところまでをコーディネートできて初めて「教え」になると私は思います。相手に素直に聞いてもらうためには、言うべきタイミングや物の言い方も自分が工夫しなければいけません。人間は感情の動物ですから、言う内容は当然として言い方などへの配力がとても重要です。それができない人は説教をするような資格はないのでは?と思ってしまいました。

これからオヤジ道を進む上で、このランキング上位5つは絶対に言うことのないように肝に免じたいと思います。

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高級果物ギフト「 水菓子 肥後庵」代表

フルーツギフト・贈り物の高級果物専門店「肥後庵」の通販サイトを創業。日々のビジネスの中で培ったギフトノウハウやマナー、心遣いなどを発信しています!一般常識やしきたりにとらわれない「本当に心から喜ばれるギフト」の真理に挑戦しています!

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