【映画レビュー】「海底47m」90分間、呼吸がひたすら苦しい映画

「こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
■Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka

久しぶりにぐっと来た映画を紹介します。「海底47m」です。

普段、小うるさく理屈をこねくりまわしている記事ばかり書いている私ですが、こと映画となると理屈っぽいのは苦手です。映画はできるだけ頭空っぽで楽しめるアクション映画とか、パニック映画、それからホラー映画ばかりを見ています(笑)。今回は「海底でサメに襲われる」という恐ろしすぎる状況からの脱出、がテーマになった分かりやすいお話です。

ジョーズ、ディープブルーなど、サメを題材にしたパニック映画はこれまで何度となく見てきました。しかし、この映画は過去に見てきたサメの映画と色々と異なる魅力があり、とても面白かったのでご紹介します。

黒坂的感想★★★★☆
非常に面白い!終始、とにかく息苦しくてたまらない。部屋を暗くして鑑賞すると、暗闇の向こうからサメが襲ってくるような感覚を覚えて没入感150%増しでおすすめ。

 

あらすじ

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ざっくりしたあらすじはYouTubeのオフィシャルトレーラーをご覧ください。

メキシコで休暇を過ごすリサとケイト姉妹は現地の男友達から、海に沈めた檻の中から野生のサメを鑑賞する”シャークケージダイビング”に誘われる。

臆病なリサは尻込みするが、好奇心旺盛なケイトに強引に押し切られ、挑戦することに。

姉妹を載せた檻はゆっくりと水深5mの海へと降りていく。

初めて間近で見るサメの迫力に大興奮の二人だったが、悲劇は突然訪れる。

ワイヤーが切れ、檻が水深47mの海底まで落下してしまう。

そこは、無線も届かない海の底。

助けを呼ぶ声は届かない。急浮上すれば潜水病で意識をうしなってしまい、海中に留まればサメの餌食になること必至。

ボンベに残された酸素はあと僅か。全てが極限状態の海底での脱出劇に、生還という結末はあるのだろうか!?

引用元:Amazonの作品紹介より

 

感想

早朝(というか夜中)に起床し、部屋を真っ暗にした状態で鑑賞しました。少しでも臨場感を出したくてやったことですが、結論的にはこれがとても良かったです。…いや、臨場感がありすぎました。おかげですさまじい没入感を得ることができ、いつの間にか意識はメキシコのビーチ海底47mに吸い込まれてしまいました。作品は始終、視界の悪い海底がテーマで作品の視界の悪さと真っ暗な部屋の雰囲気が相まって、とても怖い思いをしました。途中、お手洗いに立った時には、「ここが海底47mという極限の空間でなくて本当によかった。酸素ボンベの残量を気にしない陸地で本当によかった」と安堵してしまうくらいでした。

少し先に何があるか分からないような、分厚い霧に包まれたような海底から突然あらわれるサメは恐怖そのものです。さらに恐ろしさを高めてくれるのは、酸素に限りがあるという点です。これにより本作品にとてつもない息苦しさが宿ることになります。じっとしているだけでもひたすら減り続けていく酸素、そして待てど暮らせど助けはこない絶望感、かといって自力で水上を目指すと潜水病で死んでしまうという死の壁。どれをとっても絶望的で、自分ならもう生存の可能性を模索することを諦めてしまいそうな中、登場人物の姉妹は手を取り合いなんとかもがきます。

平和な日本を生きていて、味わえない究極のサバイバル。それを安全な場所から擬似的に味わえるとても素晴らしい映画です。

 

サメはロマンである

深海のサメはなぜ、こんなにも私達人類を魅了してやまないのでしょうか?

それはひとえに「サメとの対話不可能性」にあるでしょう。同じ海の生き物でも、シャチやイルカはある程度人間が飼いならすことが可能です。実際、人間はイルカやシャチに芸を仕込んで、水族館のかわいくもたくましいマスコットキャラクターとなっています。しかし、サメは違います。ホオジロザメなどを見ると、話し合いや餌を使って分かりあえるように思えません。そして映画の中ではサメ(主にホオジロザメ)は人を襲う凶悪の海のモンスターとして描かれます。恐ろしいビジュアル、哺乳類と異なる対話不可能性、これらが相まってサメのモンスターさを引き出している気がします。また、古代のサメとして知られる、「メガロドン」も度々映画に取り上げられる幻のサメです。

画像引用元:http://www.gibe-on.info/entry/carcharocles-megalodon/

 

この太古に絶滅したとされるメガロドンは未だどこかで生きている、との噂もまことしやかに囁かれています。海は地球の7割を占める膨大な広さです。この地球上のどこかにゆうゆうと泳ぐメガロドンの姿を想像するだけで不思議とワクワクするような気がします。

サメは人類のロマン、それは作品は違えど様々な形で映画という媒体で描かれ続けていることが何よりの証明ではないでしょうか。忙しい日々、時間を忘れて没頭できるものに飢えている人にこそ、見てもらいたい素晴らしい作品です。Amazon Primeで200円を出して鑑賞しましたが、200円分の価値は十分感じられました。

 

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高級果物ギフト「 水菓子 肥後庵」代表

フルーツギフト・贈り物の高級果物専門店「肥後庵」の通販サイトを創業。日々のビジネスの中で培ったギフトノウハウやマナー、心遣いなどを発信しています!一般常識やしきたりにとらわれない「本当に心から喜ばれるギフト」の真理に挑戦しています!

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