素直に席譲りに応じない人が「電車の席譲り合い問題」を面倒くさくする

「こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
■Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka

示唆に富んだ意見に出会うのが楽しみで、私は時々はてなを読んでいます。今回、とても共感ができる投稿がありましたのでシェアしたいと思います。

思わず、Twitterでもつぶやいてしまいました。

 

お話のあらまし

まずはお話を原文のまま、下記の通り転載します。

私は、電車の車内で人に席を譲る行為があまり好きではない。

なぜなら、大体の人が「大丈夫です」と一度断るからだ。

断られた後、そこを押すべきか引くべきか、彼らの身なりや物腰などからそのつど考えなければならない。

そうこうしていると車内で目立つし、不良がたまに良いことしたらかえって評価上がるみたいな偽善を自分に感じてしまうし、何よりめんどくさい。

なので私は、電車の中ではだいたい立っている。

やたら疲れていてかつ席が空いていればとりあえず座るが、駅のホームに電車が乗り入れて速度を落として停止するまでの間に、乗ってくるであろう人数と車内の空席の数とを見比べて、立つ人が発生するようならスッと立って席を空けておく。

こうすると、席を譲るだの譲らないだのといったシチュエーションにそもそもならない。

考えてみれば、病院や公園とかでもそうで、キャパが足りなくなりそうだったらいち早く察知して譲る羽目になる前に退席していることが多い。

同じようなことしてる人、いないかなぁ。

引用元:はてな「席は絶対に譲らない」

この投稿に対して、次のような反応が見られました。↓

「退席下車情報と着席予約ができる会員制スマホアプリでも作ってほしいなあ誰かに。」

「わかる。 俺も譲るタイミングとか声かけるの億劫だから立ってるわ。 ガラガラじゃないと座らない。」

「わからないでもない。 おとなしそうな女性に怒鳴る爺の逆パターンで、断らなさそうな子連れママに積極的に譲ってる。 良いこととはあまり思ってない」

 

席を譲る難易度の高さ

私たちは何かと「空気を読む」ことを求められる社会を生きているわけですが、それは電車内で席を譲るという世界でも展開されています。その原因を作り出しているのは、意外にも「素直に譲らせてくれない」ということにあるようです。特に高齢者に「いりません」と断られた時に、ぶしつけな態度や、大きな声を出されたり、ネチネチと文句を言われるなどの反応に狼狽した経験を持っている人も多いようです。

楽天市場は、孫を持つ60歳以上の男女600名を対象に「イマドキシニア」という調査を実施、この調査結果によると60代の3人に2人が「高齢者」という自覚がないという結果が出ています。「どうぞ」と席を譲られた高齢者が年寄り扱いをしたことに腹を立て、その対応に嫌気がさして席を譲ることをやめたという声も見られました。大きな声を出されたり、差し出した善意を全否定したり、狭い車内で肩身の狭い想いをした事にうんざりした人は多いようです。

かといって席を譲るのを止めて座りっぱなしだと、「妊婦や高齢者に席を譲りなさい」と説教をしてくる人もおり、電車内で席を譲ることの攻防戦はなかなか簡単ではありません。

 

空気を読まなくて済むのは立ちっぱなし

席を譲っても断られたり、叱られる。かといって座りっぱなしも非難の的になる。そこで導き出された答えが「立ちっぱなし」というものです。確かに立ちっぱなしであれば、周囲の状況に気を配り、空気を読む必要はなくなります。これはものすごくよく理解できます。私も過去に席を譲ろうとしたら、猛烈に拒否されて恥ずかしい思いをしたことがあります。また、疲れ切って座席で眠っていたら杖で突かれ、「席を譲れ」と起こされた経験があります。それ以降は疲れていない時には、電車の一番奥のじゃまにならないスペースに「立ちっぱなし」でいるようにしています。これは体力は使いますが、精神的疲労は一切ありません。

今回の記事の投稿者と同じように、一番ラクなのは立ちっぱなしでしょう。


改善する余地は譲られる側にある

譲る、譲られる問題は立ちっぱなししかないのでしょうか?

私はこの問題の改善する余地は「譲られる側」にあると考えます。なぜなら、譲る側にはこの問題の解決につながるアクションは何もないからです。対して、譲られる側には対応改善の余地は大いにあります。まず、相手が差し出しているのは「100%の善意」によるものと理解し、「年寄り扱いをした!」と激昂しないことです。また、「いりません!いりません!」とやたらに騒がれてしまうと、受け取られなかった善意を車内の人の注目を集めてしまい、言われた方は非常に肩身の狭い想いをすることは明白です。

一番良いのはそのまま譲られてしまうことでしょう。しかし、お年寄りは一度座るとまた立ち上がる事に負担を覚える人もいることへの理解は必要です。お断りする場合はなるべく周囲の注目を集めないよう、小さな声でお断りし、「ありがとう。でも次で降りるから大丈夫」という「イエスバット法」を用いてお断りをするのはどうでしょうか?そうすることで譲る提案をした人も、一度は相手に善意を受け止めてもらった事に満足でき、精神的な苦痛を覚えることはないでしょう。

今回の件について言えば、譲られる側の双方にマナー意識の向上が期待されます。

 

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