災害見舞いの贈り物は見返りを期待してのものではありません。困った時はお互い様、相互扶助の精神でありたいものです。しかし混乱の最中でも心強い支援や温かい言葉や贈り物を頂いた場合は「あの時は本当に助かりました。今は落ち着いた暮らしに戻りつつあります」という無事に過ごしている報告を兼ねて当地の食品などを贈ることで温かい人心交流になるのではないでしょうか。相手に恐縮させない程度の「ありがとう」の気持ちのお返し、きっと一生ものの絆になることでしょう。

贈り主様は災害にあっておらず、現状の生活に困っていない方がほとんどです。そんな方に喜んでもらうには高級フルーツギフトは喜ばれます。これまで体験したことがない高級果物の詰め合わせで感謝の気持ちを伝え、きっと相手にお喜び頂けるでしょう。

災害で被災中に贈り物を頂いた方へ感謝の気持ちを伝えるのが災害お見舞いのお返しです。元気に過ごしている状況を伝え、喜ばれるには一筆箋を添えることをおすすめします。届いた贈り物にメッセージがついているだけで喜ばれることは間違いありません。贈る側は「たった一文のメッセージだし…」と遠慮することはありません。ぜひ積極的に一筆箋を活用しましょう。

災害お見舞や支援物資を贈る側はお返しを期待していないことがほとんどです。お見舞いのお品を受け取ってすぐに返すと「かえって気を使わせた」「好意を受け取ってもらえなかった」など感じさせてしまう可能性があります。お返しは生活が落ち着いたタイミングで構いません。

金額にこだわらず、困っている相手に喜んでもらえるものを贈るようにしましょう。「いくら以上でないと失礼にあたる」ということはありません。

かさばるものなど…贈り物をしてくれた方は被災しておらず、生活に困っていない場合がほとんど。生活必需品や置物はすでに持っている場合が多いので避けた方がいいでしょう。
高額なお品…生活に困っている被災者にあてたお品に贈り主様はお返しは期待していないことがほとんどです。頂いたお品と同額、それ以上のものを贈ると相手を恐縮させてしまうことがあります。