こんにちは!肥後庵の黒坂です。
うちの息子はまだ0歳、私が一日2回ずつ離乳食を食べさせています。大人のご飯を作るのとはかなり勝手が違う部分が多く、毎日四苦八苦しています(笑)。例えばシラスを買ってきてもそのままは食べさせることができず、グツグツ煮込んで塩抜きした上でないと食べさせられません。まあでも自分が作ったご飯をガツガツ食べてくれるのを見るのはなかなか楽しいものです(笑)。
そして私はギフトショップ屋さんですから、食後のデザートにいちごやデコポン、パール柑といった肥後庵で取り扱っている果物をたくさん息子に食べさせています。これがもうめちゃめちゃ好きなようで、ちょっとした酸味に顔をしかめるのに次のひとくちを「早くよこせ!」と言わんばかりの表情と態度で訴えてきます。
今回は「黒坂の親バカ話」…ではなく、「親から子供への食習慣というプレゼント」という話をしたいと思います!
繊細な味覚は幼少期の親の食育次第
幼少期の食生活って本当に一生涯続くものだなあと感じています。それはうちの奥さんを見ていてもそう思いますね。奥さんは元々農家の家庭に育ったのでうちの息子と同じく、たくさんの熊本県産の果物を食べて育ちました。母親の手料理だけを食べ、加工食品をほとんど食べずに育ち、これまでの人生でインスタントラーメンや炭酸飲料を一度も口にしたことがありません(すごいな…)。外食にいくと口に入れた料理の各素材や五味(甘い・辛いなど)を言い当ててしまいます(そして当たっています!)。
同じものを食べているのに私には全然分からない事があり、奥さんとは味覚のレベルの差を痛烈に感じていますね。そして息子には奥さんと同じように繊細な味覚をプレゼントしたいと思っています。
三つ子の魂百まで。幼少期の食習慣は一生涯続く
この味覚というのは12歳までに作られるもので、ほとんどの場合は子供時代に溜め込んだ食のデータベースになるという説があります。
データ引用元:朝日新聞 味覚のデータベースは子ども時代に作られる
ジャンクフードや化学調味料でガッツリ濃厚な味付けをしたものばかり食べていると、
「このスープ味がしないよ」
「ケーキの甘さが足りない」
といった味覚障害に陥ってしまいます。三つ子の魂百までという言葉がありますが、食についても同じことがいえます。そして子供は親の出したものを食べるので、「その人の味覚や食習慣=親の食育」という公式が成り立ってしまうわけです。
果物は離乳食で食べられる唯一の生物
ベネッセコーポレーション社によると、胎児の段階で胎盤を通じて胎児は食べ物の味覚を感じているといいます。私も日々、息子に食事を与えているのもとっくに食育をしている段階にあるというわけです(だからこそ気合が入ります)。
野菜や魚、白米や玄米など色んなものを豊富に食べさせていますが、その中で唯一食べられる生物は「果物」です。デコポンは内袋をむいてあげたり、いちごは小さめにカットしたりと一手間入りますが、それでもサッと洗ってあげれば夢中になってかぶりつきます。生のフルーツは酵素、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれ、味付けなどは一切なしで赤ちゃんからおじいちゃんまで食べられるスーパー食材です。一生変わらぬ味を楽しむ、果物の食習慣を離乳食の段階から当たり前にやっておくことで、一人暮らしや仕事などで多少食習慣が乱れてしまう事があっても、きっと果物を求めるだろうと思っています。
「健康・食育」果物で健康・食育にの複数の記事で火を通さない果物がいかに健康的か?ということについてお話をしていますので、こちらも合わせてご覧ください。
健康的な食習慣は親から子供へのプレゼント
生まれてきた赤ちゃんが豊かな食生活を楽しみ、一生健康的でいられるかはひとえに親にかかっています。最近は共働き夫婦も増え、離乳食がインスタントになってしまうこともあるでしょう。そんな場合でも果物は時短で安全な食事になります。買ってきたらサッと水洗いしてカットしたらもう食べる準備OK!おいしいサプリメントのような感覚で赤ちゃんもガツガツ食べてくれますよ!
離乳食に困ったらフルーツを食べさせてください。これから何十年と続く食生活と健康を豊かになる赤ちゃんにとって親からできる最高のプレゼントになります。
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