こんにちは!肥後庵の黒坂です。
「父の日の贈り物は難しい」「母の日に贈り物はするけど、父の日にはしない」という声は多いですね。あなたもそのように思っていませんか?父の日のプレゼントを難しいと感じる最大の理由、それは「お父さんの好みがわからず、贈り物に何を選べばよいのか分からない」ということです!しかしそうはいっても、これまで仕事で家族を支えてくれたのはお父さんです。あなたも「年に一度の父の日くらいは、感謝の気持ちを伝えて喜んでもらいたい!」と考えていることでしょう。実はお父さんを理解することが喜ばれる父の日ギフトの贈り物をするヒントになるんです!
感情を出すのが下手な団塊世代のお父さん
今の30代、40代のお父さんは団塊世代にあたります。「団塊世代」というと1947年~1951年までに生まれた世代をさします。
この団塊世代のお父さんは会社で「企業戦士」や「モーレツ社員」と呼ばれ、朝から夜までめちゃめちゃ働いてきました。苦しい・悲しいといった感情を表に出さず、とにかくがむしゃらに働くことで高度経済成長期の日本や家庭を支えてきました。今の若い世代は積極的に家事や育児に励むイクメン、カジメンが主流ですが、団塊世代のお父さんは家では居場所がなく、家庭の中で感情を出すのが苦手な人が多いんです。あなたも「お父さんとは昔から二人になるのが苦手だった」「しゃべらないので何を考えているのか分からず、会話に困っていた」と感じていませんでしたか?団塊世代のお父さんは仕事が忙しいあまりに、家庭の中で居場所を失ってしまう人が多かったんです。
子どもとの会話は少なかったけれども…
あなたのお父さんが団塊世代であれば、休日に仕事へ出かけて行ったり、家族の輪に入れずにいる姿を見てきたかもしれません。
でも…お父さんが家庭のことを考えないワケがないんですよ!満員電車に耐え、会社での上司や仕事のプレッシャーに我慢し、家では居場所がなく煙たがられていたのは「仕事が好きだから」というより「家族を守るため」だったはずですよ!帰宅して眠った子供の笑顔を見て「明日も頑張ろう!」と思って、翌日も早くから会社に向かっていったんですよ!それは紛れもなく「家族への愛」じゃないですか。気持ちを言葉にしてこなかったかもしれませんが「家族はオレが守るんだ!」という家族への想いがあったこと、忘れないで下さいね!
静かに見守ってくれていた私の父
私は父とほとんど会話せずに過ごしました。家庭内で話をしないのではなく、ほとんど家にいませんでした。父との会話は少なかったですが、私がアメリカの大学へ留学が決まった時には「うちの息子はアメリカで公認会計士の勉強のために大学留学するんだ」と周囲にいっていたことを後から母に聞かされました。日頃はほとんど会話をしていない父は私の状況をよく理解しており、それが不思議でもあり、やっぱり自分のことを想ってくれていたんだな!とうれしくもあったのをハッキリと覚えています。
お父さんは忙しく過ごす仕事の中でも家族のことを考えてきたはずですよ。感情を出し、口で表現する方法が分からないだけなんです!ぜひこのことをしっかりと理解するようにしてください。
<参考リンク>
父の日ギフトマナーや手紙の文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
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