こんにちは!肥後庵の黒坂です。
接待の場は例えるなら「演劇の舞台本番」のようなものです。あなたが演劇の舞台本番にあがることを想像していただくと分かりやすいのですが、舞台本番ではミスは許されません。舞台に立った時から降りるまでの間こそが、あなたが演劇することを許された唯一の時間なんです。
そんなとっておきの舞台本番でミスをしないためには、日頃の練習が欠かせないわけです。もうお分かりですよね?接待でいう日頃の練習とは事前準備のことですよ!
接待も演劇舞台も「貴重な時間を頂いている」という意識を!
接待も演劇でも絶対に持つべき意識があります。それは「お客様の貴重な時間を頂いている」というものです。
接待はもてなす方が費用を持つことが多いですが、それでも仕事の予定を調整した上で参加していることがほとんどですよね?そう考えると時間を頂いているからには、お互いに満足の行く時間にする!心尽くしのおもてなしでお迎えする!というのはビジネスのプロフェッショナルとして持つべき意識だと私は思いますね!
本番がどうなるかは事前準備で決まる!
接待会場となるお店選びや交通アクセスの配慮、相手の料理の好みや手土産の手配まですべては事前準備がものをいう部分です。スマートに、さりげなくこなすためにもできるだけ喜んでもらえるセッティングになるよう、事前準備に余念がないようにしてください!
お店はぐるなびや食べログのレビュー・クチコミから選ぶのではなく、実際に使った事のあるお店にする!先方の秘書に問い合わせをしてお客様の食の好みや家族構成を聞いておくことで料理や手土産の準備をする!こうした事前準備にかける手間と時間がそのまま舞台本番に反映されます。最初にお話した演劇の舞台と全く同じですよね?日頃の稽古にかけた手間と時間が舞台本番の質を決するわけです!
ですので接待本番がうまくいかないことは、すなわち事前準備が不足していたということになります。事前準備が出来ていないことは言い訳不可能ですよね?何をいっても「準備が不足していた=おもてなしの心が欠けていた」という印象を持たれてしまいますよ!
逆に接待本番を成功に導くことで先方はあなたのビジネスに対するセンスとおもてなしのレベルの高さに感銘を受けるはずです。接待を成功させるために準備をすることは、一見守りのようでいて実はその後の信頼関係を作ったり、ビジネスの取引を円滑に進めるための攻めになるのです。
<参考リンク>
ビジネス接待マナーやメッセージの文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
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