こんにちは!肥後庵の黒坂です。
これまでの記事で太秋柿や富有柿の魅力をご紹介してきました!柿は甘さだけでなく、食感や香り、見た目の美しさなど色んな要素でその品質は決まる!というお話は理解頂けたでしょうか?
しかし、一口にどちらが良いか?を決められないのが「柔らかさ、固さ」という要素です。私は固い柿が好みで、カリッ!と元気のいい音を立てるのを耳からも楽しむということをしています。ですが人によっては「絶対に柔らかい柿の方がおいしい!」と言っている人もいますね!
また、たくさんの柿がある場合は「最初は固い柿を楽しんできたけれども…やっぱり柔らかい柿も食べてみたい!」と思うこともあるでしょう。実は柔らかさ、固さを同時に楽しむ豆知識があります!今回その豆知識をご紹介したいと思います!
日にちを置くことで柔らかくなる柿
日本全国で栽培され、流通している柿の王様といえば富有柿です!この富有柿は新鮮なものだと結構しっかりとした歯ごたえがあります。「サクッ!」と音を立てるような確かな固さを感じます。
また、当店肥後庵では完熟させた柿をお出ししていますが、スーパーなどで流通している柿は早い段階で枝から切り離して収穫し、出荷する段階で追熟させているものが一般的です。そうなると買ったタイミングでは快適にサクサクッ!と食べるには固すぎるものも含まれています。
固い柿がお好きでない方や、完熟していない柿にあたった場合は、風通しの良い場所において追熟させてください!柿を始めとしてフルーツは枝から離れてしまっても追熟といって静かに熟成していきます。固すぎる柿も追熟させることで徐々に柔らかい柿になり、柔らかい柿が好みの人には快適な食感になるでしょう!
追熟させるときのポイントはあくまで常温で、風通しのよい場所に保管する!ということです。これを守れば適度な柔らかさになったおいしい柿をお楽しみ頂くことが出来ます。ぜひ参考にしてみてくださいね!
<参考リンク>
太秋柿の栽培法へのこだわり、特徴などの情報が満載です。ぜひご参考下さい。
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