こんにちは!肥後庵の黒坂です。
世界最大の経済誌と名高いウォール・ストリート・ジャーナルが大変興味深い研究結果を掲載しています!「妊娠中の女性が適度な分量のフルーツを食べることで、生まれてくる子供の知能が高くなる傾向にある」というものです!
「大人、子供、高齢者にとって果物は健康的な食べ物」ということは誰もが疑いようもない事実だと思いますが、妊婦のお腹にいる赤ちゃんの知能を高めるなんてすごい話ですね!果物は単なる健康食やおいしさに留まらず、人の知能を創りだすなんて神秘的だと思いませんか?
カナダ・アルバータ大学の研究グループが同国の688人の子供を調査したところ、妊婦の果物摂取量の多さと比例して、生まれてきた子供の生後1年後の知能が高い傾向があったという。グループは新生児の発達の経年研究をする同国の機関から得られたデータを元に調査を行った。
妊娠中の果物摂取、子供の知能向上に影響か 母親の果物摂取量の多さと比例して1歳時の知能も高い傾向
子供の知能は栄養が作る!?
記事にある通り、カナダの妊婦3600人を対象に収入、学歴、母乳かミルクか等色んな角度で研究が行われました。「果物と知能の関係はこんなに影響があるのか!?と目を疑うほどだ」とあります。
知能の発達レベルと栄養の項目を調べていくと、果物との関連が目についたという。「ここまで大きな違いが見られることに一番驚いた」と話すマンダネ氏は、分析官からデータを渡された時に再検査をするよう指示したという。なお実験においては、どのタイプの果物が摂取されたかについての情報はあまり含まれていなかった。
生まれてくる子供の知能は非常に複雑な要素が絡み合っていて、一口に環境が良いからと言って子供の知能が高くなるという証明はされていないんですね。例えば
「両親の収入が多い」
「高学歴である」
「母乳で育てている」
こうした環境下でもハッキリ言い切れないそうです。というのも人体は複雑系で気の遠くなるほど回数の実験を繰り返しデータを分析する必要があるので、なかなかすぐに正しい答えにたどり着けるわけではありません。でも果物については明らかに扱いが違います。氏も驚きを隠せないようで「果物を食べる妊婦さんほど、生まれてきた子供の知能が高い傾向が見られた!それも目を疑うほどだ」と驚きを隠せない様子。どうやら果物には底知れないパワーがありそうです。すごいですね!
だからといって食べ過ぎは厳禁!
これを見て「よし!お腹の子供のために毎日たくさん果物を食べよう!」と思った人は要注意!というのも果物がいくら健康によいといっても、食べ過ぎは良くないからです!妊婦さんが気をつける事には血糖値や急激な体重増加などがあげられます。朝食に果物を食べることは健康面で最高によい影響があるでしょうが(詳細はこちらの記事でご紹介しています)、たっぷりと夕食を食べた後のデザートに大量の果物を食べるとなるとエネルギーが脂肪に変わって健康に害となるでしょう!
人が生きていく上で欠かせない水も、飲み過ぎると水中毒という中毒症状を引き起こします!果物もそれと同じです。特に妊婦さんはお腹の子供に悪影響が出ないよう、適量のフルーツを出来るだけ朝食べるようにすることで、健康生活を送るようにしましょう!
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