こんにちは!肥後庵の黒坂です。
魚や肉と違い、果物は収穫した後も「生きています」。その証拠に収穫した時は青々とした未熟な果実も、収穫した後においしそうな鮮やかな色に染まって熟してあなたの家の食卓に届きます。これってすごいと思いませんか?枝から切り離した後に未熟だった果実がおいしく熟するんですからね!そして果物は私たち人間を始め、鳥や猿などの野生動物に食べられています。火を通さずに生きたまま頂く果物は食物酵素、ビタミンなどが熱で壊れることがなく、そのまま体の中に取り込むことが出来るとても健康的な食べ物なんです!
日本人は果物をおいしくした
実は私たちが毎日食べている果物というのは昔からずっと同じ味、食感、香りだったわけではありません!野生で育っていた果物は人間にとってはもっと食べにくく、味も今ほどおいしくものではありませんでした。
しかし、食にこだわる私たち日本人はこれまでの歴史の中で「もっとおいしい果物が食べたい!」と考えて果物を交配、品種改良を重ねてきました。その結果、自生の果物と異なり「人に食べられることを前提とした味も品質も良い食べ物」として私たちの食卓にのぼるようになりました。つまり、果物の進化の歴史というのは、日本人の歴史そのものでもあるわけです。考えてみるとすごいことだと思いますね!「よりおいしく、より高い栄養素のために」。私たちは世界に類を見ない果物をおいしく食べられる恵まれた地域で生活をしています。
果物を取り巻くたくさんの誤解
それにも関わらず、果物は
「糖尿病に悪そう」
「値段が高い」
「果物に含まれている果糖は生活習慣病を悪化させる」
などの誤解を受け、特に最近は急速に日本人は果物を食べなくなりつつあります。果物を食べない代わりに、サプリメントや加工食品を食べることが多くなった結果、私たち現代人は食物酵素や食物繊維、ビタミンなどが欠乏した生活を送りがちです。
「生きるために食べる」のではない!「食べるために生きていく」のである!
でも食物を食べておいしく、美しく、健康になるというのは化学式で語れるものじゃありません!単に栄養をとるだけならサプリメントだけでも事足りるはずです。それなのにサプリメントだけで健康的で病気知らずで、楽しく生きている人を見ないのはなぜでしょうか?あなたもそんな人を見たことがないはずです。ということは「食べる」ということは「栄養をとることだけが目的ではない!」ということなんです!
私は「食べるために生きていく」と考えています。多くの人は「生きるために食べる」という考えに疑問を持っていませんが、それっておかしくありませんか?ただ生きるための目的だというなら、先程いったサプリメントだけで生きていく人がたくさんいてもおかしくないわけです。太りたくない、と悩みながらもダイエットに失敗する人なんていないはずですよね?でも現実は違います。みんな食べることが大好きなんです!おいしくて食べて幸せだなあ!と感じられるものを食べたいんです!だから生きているんですよ!
医食同源、果物が私たちを救う!
医食同源という言葉があります。この言葉の意味は「日頃から栄養バランスに優れたよい食事をすることで、病気を予防して健康でいましょう!」ということです。果物はこの医食同源でいるために絶対に欠かすことが出来ない人類を救う最後の切り札のような存在です。というのも果物ほど人の体にとって有益で、幸福感を得られる食べ物はないと考えているからです!
あなたも自分の体を作っている食事に、果物を取り入れてみませんか?いつまでも医者にかからず、薬のいらない生活を送るために今一度果物の持つ健康パワーに目を向けてみましょう。
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