こんにちは!肥後庵の黒坂です。
会社から頂く結婚祝いや出産祝い!その時に悩ませるのは「お返し」です。お返しは必要か?不要か?その線引は贈り物に慣れていない方にとってはかなり難しいのではないでしょうか?今回は会社から頂くお祝いギフトの鉄板というべきルールをお届けします!これを見ればもう迷うことはありません!
お祝いのギフトは会社の制度か?個人的なものか?
お祝いのギフトを頂いたからといって何でもかんで「絶対にお返しをしないと失礼なんだ!」というものではありません。むしろ返さなくていいお祝いへお返しをすると、それこそ「礼儀が分かっていない」と思われてしまいますのでこの点は注意をしておきましょう!
まず、頂きものは2種類に分けて考えましょう!それは「会社から」と「個人から」というものです。
会社の制度としての贈り物にはお返しは不要
会社から頂くものというのは「会社の福利厚生として経費で購入するギフト」のことです。つまり会社の制度としてお祝いを頂く場合がこれにあたります。こちらは会社名義でお祝い金などの現金で頂く場合が多いので、受け取る側もすぐにわかると思います。相場としてはだいたい3万円とか5万円くらいが多いので「大金を頂いているのだから」とお礼とお返しをしたいところではありますが、会社の福利厚生でのギフトであれば特に必要はありません。
部署のみんなからは内祝いを贈りましょう!
その次は「一緒に働いている部署のみんなから」ということで頂くお祝いについて考えてみましょう。この場合は「◯◯部一同」となってはいるものの、実際には一人ひとり個人のポケットからお金を出している事に間違いはありません。そう考えるとできるだけお返しをする方が良いと考えて下さい。
特にこうした贈り物のスタイルは慣習的に誰の結婚や出産があっても贈り物をしていることが多いでしょう。となると過去に贈り物をした人が内祝いを贈っているのであれば、それも含めての慣習になっているはずです。ですので内祝いも無難なギフトできちんとしておいた方がいいと私は考えます(職場は長い間いるものですしね)。
内祝いのギフトは頂いたものの半分から3分の1くらいが目安となります。職場にもよりますがだいたい5,000円~10,000円が多いので、金額としては3,000円程度か、高くても5,000円くらいと考えて下さい。
贈り物をしてくれた方はもちろんお返しを期待しているわけではないので、内祝いはそんな高価なものでなくても構いません。内祝いの予算内で十分に買える紅白饅頭やお菓子に「寿」などプリントしているものもありますので、それを配るととても素敵な喜ばれる内祝いになるでしょう。
また、これは会社の雰囲気にもよりますが、アットホームな職場であれば出産祝いであれば奥さんが赤ちゃんを連れていくというのも喜ばれますね。私が務めていた会社では産休に入った女性社員が出産後に赤ちゃんを連れて会社に顔を出したことがあり、周囲もにこやかにしていましたのでおすすめです。
職場の仲のいい同僚からは内祝い必須!
休日に一緒に遊びに行くなど、仲のいい同僚からなど、個人的にお祝いをもらった場合があります。その場合は会社とは関係のない「友人からの贈り物」と考えて必ずお返しをするようにしましょう!
たまたま同じ職場で働いているというだけで、相手はお友達ですからね!友人からのお祝いをしてくれた心遣いにしっかりと感謝をして内祝いを贈るようにしましょう!その際のギフトの予算はやはり3分の1~半額程度が目安です。友人からの贈り物の内祝いとなるので、紅白饅頭などの縁起物に限定することなく、自由にギフトを選んでも構いません。その方が好きなグルメが分かればグルメギフト等はおすすめでしょう。とにかく「お祝いをしてくれてありがとう」という感謝の気持ちが伝わるものを選ぶようにしてくださいね!
一点だけ注意して頂きたいのは、他の会社の同僚に内祝いを贈っていることが分からないように気をつけることです。というのもいくら本人同士が仲良く交流していたとしても、会社の同僚としては「自分も贈り物をした方がいいのか?」といった心配をさせてしまう可能性があります。ですのであくまで当人同士でギフトを贈るようにしてくださいね!
いかがでしょうか?今回の記事だけで結婚祝い、出産祝いのお返しについては迷うことがなくなるでしょう!お祝いのギフトを頂いたら自信を持ってスマートに対応するようにしてくださいね!
<参考リンク>
出産祝いギフトマナーや手紙の文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
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