こんにちは!肥後庵の黒坂です。
以前の記事で「名入れにするのは消え物ギフトだけにしましょう」とお話をしました。その理由というのは記事の中でお話した通り「お皿など後に残るギフトに相手の名前が入っていたら使いづらい」ということでしたよね!特に出産内祝いなどで赤ちゃんの写真や名前の入った食器をもらうと使いづらいのはもちろんのこと、処分をするときにも困るというお話でした。
今回は「相手の名前をギフトに名入れすると喜ばれる」という話をしていきます。
名入れの食器をプレゼントする難しさ、とは?
名入れといえばお皿やコップなどの食器にいれるもの、というイメージがありますよね。実際、結婚式の引出物や出産内祝いのギフトに名入れの食器を贈り物に選ぶ人はいます。しかし、その名前は送り主であれ、受取先であれどちらの場合であっても、食器に名入れをして喜ばれるというケースはかなり限定的です。なぜかというと食器というのは「統一感」がとても重要なものだからです!
高級ホテルや北欧の高級ブランドの食器を美しいと感じるのは何と言ってもその統一感によるものです。お皿やコップ、フォークやナイフに至るまで同じような上品なデザインや質感などで揃えられているからこそエレガントに感じるんです。ところがコップはキャラクターの絵が入ったマグカップ、お箸は割り箸で、お皿だけ高級ブランドだとチグハグすぎて上品さは美しさにかけてしまいます。「食器はとにかく使えればいい」というものではないんです。
食器に名入れがしてあるとそれはもう他のどの食器とも統一感がなくなってしまいます。ですので名入れのものを贈ってもチグハグ感があるので積極的に使ってもらえません!この点が名入れの食器をプレゼントする難しさにあります。
食器に名入れするなら家族相手だけにしておこう
あなたがどうしても食器に名入れをして贈り物にしたいということであれば、プレゼントする相手は家族に限定する!そしてできるだけ見た目のデザインも良く、作りもしっかりしているものを選びましょう!家族への名入れ食器のプレゼントでの例でいえば、娘からお酒が好きな父親へビールジョッキはいいでしょうね。プレゼントするなら保冷機能が付いたものにする!そして刻印は「お父さん専用」「飲み過ぎ注意」といったジョークの効いたものだとクスリと笑ってもらえるかもしれませんね!お父さんが晩酌する時に思わず使いたくなるように想像力を働かせてプレゼントするようにしましょう!
ギフトへの名入れや刻印は油断すると贈り物をする側の自己満足になってしまう事が少なくありません!どうすれば喜ばれるのか?ということを考えるには受け取った相手の立場や目線に立って今一度考えてみると答えが見えてくるのではないでしょうか?参考になれば幸いです。
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