こんにちは!肥後庵の黒坂です。
今は個人も企業もSNSで関係を作っています。人間関係の維持に、ビジネスチャンスにFacebookやTwitterはもはや欠かせないツールになっています。
実はそんなSNSはお中元・お歳暮ギフトに大きな影響を与えているというのをあなたはご存知でしょうか?SNSがお中元・お歳暮ギフトに与える影響や最新トレンドをお伝えしたいと思います!
SNSは「テキスト」から「画像・動画」へ
ここですこーしだけSNSについてのお話をしておきましょう!
SNSは物心ついた時からPCやスマホに囲まれて育ってきた30代より若い世代は「テキスト」より「画像・動画」でのコミュニケーションが中心です。Lineではスタンプが爆発的に流行りましたが、あれは言葉ではなく画像を中心にコミュニケーションを取ることを得意とした若い世代が牽引した結果といえるでしょう。
SNSでのコミュニケーションもどんどん「テキスト」から「画像・動画」へ移行しています。テキストで長々と書いた投稿より、短文でも写真や動画が付いている投稿に「いいね!」が集まるのです。
あなたのお中元・お歳暮ギフトはSNSへ行く
そしてここからが本題です。
今は物を所有する事に喜びを見出すのではなく、お祭りのように「消費」としてみんなでコミュニケーションを取りながら楽しむのが特徴です!お中元・お歳暮ギフトも従来は「相手に失礼のないように」と無難なギフトを習慣的に贈っていましたが、今のお中元・お歳暮ギフトは「お祭り」として楽しむツールになりつつあります。
お中元・お歳暮ギフトはお決まりや定番のものではなく、多くの人に知られていない地方の特産品や逸品を贈るという「サプライズ」をプレゼントするギフトの本質に向かっています。「お中元は日持ちのするビール詰め合わせ」「お歳暮は無難に使ってもらえるサラダ油セット」から「お中元においしく冷やして楽しめるフルーツ詰め合わせ」や「お歳暮に家族でおいしく楽しめるカニ」というものへと変化しているわけです。あなたも想像して下さい。「お届け物です!」と届いた贈り物がお店でよく見かける洗剤やサラダ油か、見たことのない高級感の漂う焼き菓子詰め合わせだった場合を(やっぱり後者のほうがもらって嬉しいと思いませんか?)。
仕事や家事で毎日忙しくしているあなたが相手に喜んでもらいたくて一生懸命選んで贈り物をしたギフト、それは今やSNSにあがることになる可能性があります。相手のSNSの中で「すごくいいものを贈ってくれたよ!」という事で写真や動画付きで記事投稿され「いいね!」がたくさんついている、という具合です。そしてそれを見たギフトを贈った側からすると「うれしい!」と感じる。
「ギフトを贈る→相手に喜ばれる→喜んだ相手がSNSに投稿する→みんなで「いいね!」と盛り上がる→その様子を見て贈り物をした側はうれしく感じる」
このようなサイクルをが新しい時代のお中元・お歳暮ギフトをお祭りのように楽しむあり方になっているわけです!お中元・お歳暮ギフトスタイルはSNS世代の若者の間で変化しています。お中元、お歳暮ギフトがお祭りを盛り上げるツールになっているということです。
SNSで非言語コミュニケーションを取ることで盛り上がる若い世代が、これまでのように定番・無難なお中元・お歳暮ギフトではなく、サプライズや感謝を伝え、お祭りのようにみんなで楽しむツールとして新たな活用法を見出しています。
「定番、無難」というキーワードは過去のものに
そうなると重要視されるのはサプライズなギフトや、本当に相手に喜ばれるギフトです。その代わりに「失礼のないように」と定番、無難といったキーワードは、お中元やお歳暮ギフトから少しずつ姿を消していくでしょう。もちろん定番、無難に済ませるべきギフトシーンはあります!例えば一歩引いた距離感を保つべき相手へのギフト等はそうです。ですがお中元やお歳暮ギフトについてはこれから「サプライズ」がキーワードになっていくでしょう!
定番、無難なギフトというのは「相手のために」というよりは「自分が相手に悪印象を持たれたくない」という「自分本意」な部分が潜んでいると思っています。ですのでギフトで相手に幸せを提供し、円滑なコミュニケーションツールに活用するという変化はとても喜ばしいものだなと思っています。
そうなるとあなたがこれからギフト上手になる必要性はどんどん増していきます。だって世間で人気だとか無難とされているものではなく、相手の事を考えて選んだものが支持されているわけですからね!今後も引き続き、喜ばれるギフトの本質とは何か?についてお伝えしていきたいと思います。
参考になれば幸いです。
<参考リンク>
ビジネスお歳暮マナーやメッセージの文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
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