こんにちは!肥後庵の黒坂です。
玄関のベルがなり「お届け物です!」という呼びかけ。なんだろう?通販なんて楽しんでいないのになあと思いながら表に出てみるとダンボール箱を持った配達員の方が立っています。差出人を見ると…あっ!これはもしかしてお歳暮ギフトを贈ってくれたのかな!?受け取り印をついて喜び勇んで中を開封するととっても素敵なお歳暮ギフトでした。高級マスクメロンや冬においしい甘いデコポンの詰め合わせ!早速、電話やメールで「ありがとう!受け取ったよ!」という報告をして食べ始めます。うーん、やっぱりおいしい!!笑顔満点で3日間で少しずつ楽しんでとうとう全部食べきってしまいました。はあ、最高だったなあ!そんな満足感でいっぱい満たされます。
…さて、予期せぬ突然の贈り物。受け取ったあなたは喜びいっぱいであっという間に食べきってしまいました。…さて、ここからがいよいよ本題で私が伝えたい事をお話しますが、この一連の流れを見てどこか気づきがありませんか?「自分もこんな感じで特におかしい部分はないと思うけど…」と思われましたか?
答えをいってしまうと「頂いた贈り物の感想」を伝えられていないんですよ!実はお歳暮ギフトをもらった事にはお礼を伝えても、その中身について何もいわずじまいで終わってしまう人というのがとても多いのです!「それの何がダメなの?」と思われた方こそぜひ最後までこの記事を読んでいって下さい。
今時のお歳暮ギフトは贈る相手を厳選しています
こちらの記事でも紹介をしていますが、今は習慣的にお歳暮を贈るのではなく、大切な人に喜んでもらうために贈る、という人が増えています!これは「お歳暮ギフトのパーソナル化」と呼ばれていて、贈り物をする数は減ってその代わり贈り物の単価は上がっているというデータがあります。それだけ贈り物をする相手を厳選し、その相手には惜しみなくいいものを贈りたい!ということなんです!
また、最近は「まずは自分で食べて良かったと思うグルメを相手にも贈る」という人が増えています。これってわざわざ自分自身でお取り寄せしておいしいと思ったものを相手にも喜んでもらいたい、という気持ちの現れに他なりません。うーん、本当にお歳暮ギフトには相手が一生懸命選んだ気持ちがこもっているなあと思います。
お歳暮ギフトの「感想」を具体的に伝えましょう!
しかし、冒頭のシーンのように受け取った時に興奮が最高潮となって「素晴らしいギフトをありがとう!今受け取ってこれから食べるよ!」…で終わってしまってはその心のこもったギフトの感想を相手は聞けずじまいになるんですよ!これは相手にとっては残念じゃありませんか?だって相手は贈り先を厳選し、厳選した結果あなたへ贈り物をすることを選んだわけですからね!更に贈る前にわざわざ自分でお取り寄せをして食べ、おいしかったものを選んでいる人もいるわけです。そこまでしてくれている贈り物なのですから、頂いたお歳暮ギフトの味の感想をぜひ相手に伝えるようにして下さい。
「マスクメロンとデコポンを見た時にはとてもびっくりしたよ!見た目も高級感があって普段スーパーで見かけるフルーツとはやっぱり違うね!食べてみたけど、メロンもデコポンはものすごく甘くておいしいね!たくさんあったのにあっという間に食べきってしまったよ」
といった具合に“具体的”に感想を伝えると贈り物をしてくれた相手は「贈ってよかったな」と嬉しい気持ちでいっぱいになるはずです。
気持ちは口に出さないと…本当に、本当に伝わりません!
ギフトを頂いた時の人の感情は受け取った時にドーンと最高潮まで高まり、時間の経過とともに徐々に落ち着いてきてその後は電気ストーブで温められているようにじんわりと嬉しい気持ちで満たされるものです。相手へお礼を伝える時は気分が最高に高まっている時に「受け取ったよ!ありがとう!!」と勢いで伝えてそれで終わり、となってしまいがちですが相手からしてみるとそのギフトで喜んでくれたのかどうかは相手からいってもらわない事には分かりません!
ですのでオススメとして「お礼と感想」伝えましょう!そうすれば相手が無事にお歳暮ギフトを受け取ったことの確認と、それを満足して楽しんだ事を知ることになりますからね!
参考になれば幸いです。
<参考リンク>
ビジネスお歳暮マナーやメッセージの文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
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