こんにちは!肥後庵の黒坂です。
全国には色んなブランドフルーツがあります。
静岡県のクラウンメロン
熊本県のデコポン
青森のふじりんご
宮崎県の太陽のタマゴ
といったものです。その中でも「いちご」ほど豊富な種類のブランドがあるフルーツはないのではないでしょうか?全国的に有名なのは
「あまおう」
「とちおとめ」
「スカイベリー」
「アイベリー」
といった品種があげられます。品種改良や栽培技術の進歩で最近では1粒700円(!?)という超高級ないちごまで登場するようになりました。1粒700円ということは10粒で7,000円ですからもうそれだけで高級フレンチのコースを楽しむことが出来てしまいます。7,000円なら当店でマスクメロンが2個買えてしまいます。高級いちごはまさに「食べるルビー」のようですね!
そんな激しい競争を繰り広げる高級いちごの世界に彗星のように現れた期待の星があります。それが熊本が県をあげて8年の歳月をかけて開発した熊本ブランド「ひのしずく」です。今回はまだまだ知名度のないひのしずくについて取り上げていきたいと思います!
素敵な素敵な名前の由来を知ってください
写真は当店の朝摘みいちごです。
まずはこの記事を読んでいるあなたに「ひのしずく」といういちごの名前の由来を伝えたいと思います。「えー、名前の由来なんて別に興味ないしどうでもいいよ」と思われたでしょうか?確かに物の名前の由来なんてほとんどの人が興味ないでしょう。おそらく私も「幻のキンメダイ、銚子つりきんめの名前の由来を聞いてくれないか?」と誰かにいわれても「うーん、あんまり興味ありません…」と思うことでしょう(笑)。しかし、それは私が特にキンメダイを特別好きではないから興味がないと思うからで、この記事をここまで読んでいるあなたは絶対にいちごに興味があるはずなんです。そうでなければこの記事を開くこともなかったでしょうからね。そんな1ミリでもいちごに興味のあるあなたにはぜひ、ひのしずくの名前の由来を知ってもらいたいと思います。
さて、熊本県は「肥後の国・熊本」といわれています。埼玉県は「彩の国・埼玉」、北海道は「試される大地・北海道」と呼ばれているあのキャッチフレーズですね!そして熊本県は水が美しく豊富であることでも有名で、「水の都」ともいわれています。「肥後の”ひ”」、そして「美しく豊かな水の“しずく”」から「ひのしずく」と命名されました。
こうしたネーミングの背景を知るだけで、ブランドいちごで熊本を盛り上げていきたいという熱い思いと、豊かな自然環境のプライドが伝わってくるようですね!ですからひのしずくを食べる時にはこの話を思い出しながら味わってみて下さい。いちごをかじった時の舌先に感じるおいしさが一段と深くなること間違いありません。
実は全国屈指のいちごの名産地、熊本県
熊本県はあなたの想像するはるか上を行く「フルーツ王国」としてその名をはせています。こんなにハッキリと堂々と私が言い切ってしまう理由、それは熊本県限定栽培されている果物は非常に多く、またその種類も非常に豊富だというのがその自信たる根拠です。この点については記事にまとめていますので、合わせて読んでおいて下さい。
そんなフルーツ王国熊本県、いちごについてはというとこれまた名産地といっていい自然環境を持っています。高級ブランドいちごは愛知県のアイベリー、福岡県のあまおう、栃木県のとちおとめなどその栽培地は全国に散っています。星の数ほどあるいちごの産地ですが、実は熊本県は栃木県、福岡県に次ぐ全国3位の生産量を誇っています!頑張って健闘しています!また熊本県が生産しているいちごはひのしずくだけではありません!そのほかにも「さがほのか」、「熊本VS03(ロボットみたいな名前ですね…)」、「紅ほっぺ」といくつものブランドいちごを生み出しているいちご大国なんです!1県だけで豊富な品種を栽培し、生産量日本3位というのはいちごの名産地にふさわしいといえるでしょう。
いかがでしょうか?今回は熊本県のいちごの入門編ということでお伝えをしてきました。いちご好きのあなたの参考になれば幸いです!
<参考リンク>
朝摘みいちごの栽培法へのこだわり、特徴などの情報が満載です。ぜひご参考下さい。
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