「安心して果物を皮ごと食べられる」という恵まれた環境にある日本

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
「今日はどんな果物の記事を書こうかいな~♪」と鼻歌交じりにネットを巡回してたらヤバイ記事を発見しました!

北京地元紙の新京報は14日付で「果物の皮をむかないと、後で大変なことになる」と題する記事を掲載した。残留する化学物質で、健康障害が起きる恐れがあると、世界保健機関(WHO)関係者が話したという。

引用元:ライブドアニュース:「果物の皮」 中国では危険!・・・「汚染ひどい」とWHO指摘

…うーむ、これは一つ意見を言わせてもらいたい!と記事を書かせてもらっています。

 

果物が大好きで健康意識の高い中国人

あなたは中国の人は果物大好き!だという事実をご存知でしょうか?2011年のデータなのですが、一日どのくらい果物を食べるか?という世界の国々のデータによると「中国人は223g、日本人は140g」とあります。

画像引用元:くだもの200グラム 一人一日あたりの果物の消費量(2011年)

これは私達日本人は絶対に見習うべきポイントだと思いますね。「果物が好き!」といっている人も生フルーツではなく「(フルーツの加工品が)好き!」という意味であることが分かります。あなたはどうでしょうか?果物と聞いて「ああ、スムージーとかフルーツ缶とかゼリー??」と真っ先に頭に浮かぶことはありませんか?

この傾向は特に近年で顕著で、いわゆる「若者の果物離れ」が起きているわけです。(参考:ウソばかりの「若者の◯◯離れシリーズ」。でも、「若者の果物離れ」はマジっぽい)。上記に上げた日本人の果物消費量140gというのは高齢者が数値を引き上げているので、若い世代はもっと少ない数字です。うーむ、みんなもっと果物食べようよ!!「毎日くだもの200グラム運動」というのを文部科学省と厚生労働省がいっています。でもこう言わないとダメなくらい日本人は果物食べなくなっているということなんですよね…。

その点、中国人はよく食べます。日本人にとっておやつとは甘いクッキーやチョコレートですが、中国人はおやつに果物を食べるといいます。オフィス内でも「パキっ!」という音ではなく「シャリッ」とりんごやグレープフルーツを食べる音が響くというじゃないですか。また、実に感心なことに果物を食べる時は「皮ごと」いくらしいんですよ。

中国人は大根や果物の皮を食べる場合があり、よく知られている調理法もある。果物などの皮にはビタミンC、ペクチン、食物繊維、抗酸化成分が含まれているとして「健康に有益。捨てて無駄にすべきでない」と主張する専門家もいる。

…なんてこった。中国人は健康に対してこんなに意識高かったのか…と調べていて私が驚いてしまいました。

 

「食べろ」という中国の専門家、「食べるな」というWHO

ですがそんな中国人の果物に警鐘を鳴らすのは世界保健機関(WHO)です!

しかしWHOとしては、中国では果物や野菜の表面に多くの農薬が残留している可能性があり、食用していると健康被害が出る恐れがあるとして、捨てるよう提案するという。

…中国国内の専門家は「栄養のためにも果物は皮ごと食べましょう!」といっているのですが、WHOは「危険だから食べるな!!」と怒りでこめかみに青筋を立てているわけです。これどう思いますか?国内の専門家のいうことに耳を貸して「よし!皮ごといくぜ」と食べるとWHOから「やめろ」と待ったがかかるんですよ。すごい皮肉ですよねこれ。

日本でも農薬について安全性を気にする人はたくさんいます。日本の果物を食べて健康を害することはありませんが、それでも基本的には食べる前にサッと流水で洗う事はしてほしいと思います。日本人にとっての農薬は、長期間に渡ってじわじわと体に蓄積するというイメージがあります。ですが中国の農薬はちょっとレベルが違います。

残留農薬が原因で発生する健康被害として、嘔吐や下痢、アレルギーや胃腸や肝臓の障害が考えられるという。

おいおいおいおい、嘔吐や下痢って下剤を塗りたくってるんですか!アレルギーや肝臓障害ってそれ猛毒じゃないですか!中国ではスイカが1玉160円といいます。当店、肥後庵の大玉スイカは夏場で1玉2,000円です。この金額の差は安全と品質の違いなわけです。

 

栄養のためにも果物は皮ごと、これって幸せなこと

私たち日本人は「栄養のためにも果物は皮ごと食べましょう!」と言われます。はい、私はこのセリフをいう立場です。これってよく考えたら本当に幸せなことなんですよね。国内に流通している果物の安全性は保証されているわけですから。皮ごと食べて嘔吐や肝臓障害を起こしてしまう果物なんて、日本中どこを探しても販売していません。私たちは果物についていえば、とても安全で豊かな環境にいるということをもう一度見直してみましょう。品質も世界一と言っていいでしょう。日本のいちごは一粒2,400円で香港で売れています(参考:果物でクールジャパン!スゲー!!香港で日本のいちごが一粒2,400円で売れてます!)。それだけ高い値段でもおいしくて安全なものがほしいというニーズの現れじゃないですか。

せっかく日本という豊かな果物大国に住んでいるのですから、もっと果物を楽しもうじゃありませんか!もちろん食べる時は皮ごとがぶりといきましょう!!


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