こんにちは!肥後庵の黒坂です。
頂いたギフトにメッセージがついているのを見るだけで、一気にテンションがドカンと上がりますよね!私は頂いたギフトメッセージは大切に残しています。時々読み返しては「ああ、この時は嬉しかったなあ」とか「ビックリして何回もお礼をいったっけ」と思い出に浸る時間があります。あなたも頂いたギフトについていたメッセージを手元に残していませんか?あるならば時々、それを読み返してギフトをもらった時のことを思い出してみて下さい。
今回はギフトにつけたメッセージは、受け取った後にかけがえのない心のアルバムになるという話をします。
アナログの方がデジタルより保存性に優れている
デジタルのデータというのは永遠のようでいて実はそうではありません。デジタルデータ自体は永遠でもそれを保管する容器(CDやDVD、ブルーレイディスク等)は何重にもバックアップを取らなければ消えてしまうことがあります。私たちはデジタルデータをあまりにも信用してしまっているために、いざ消失するとその分量は膨大なものになります。あの有名な「トイストーリー2」は完成する前にアニメーションデータは制作途中に消失してしまった、という話もあります。
皮肉な事にデジタルデータよりも紀元前の古代エジプト文明時代に書かれた壁画の象形文字は未だにくっきりと残っていますからね。デジタルとアナログ、実はアナログの方がデジタルより保存性に優れている、とすら思えてしまいます。
メールやSNSは流れ、見えなくなってしまうもの
メールやSNSにもらって嬉しかったメッセージを残している人は結構多いと思います。あなたのスマホやガラケーにも保護をして残しているメールがありませんか?「これは絶対に消したくない」と思っていつまでも大切に残っているメッセージが。
携帯の機種変更や、利用しているメールサービスが終了してしまうとあっけなく全てが消えてしまいます。もちろんハードディスクに保存することはできますが、一度データフォルダの奥底にしまってしまうと普段から整理していない限り取り出すことは容易ではありません。
特に最近はSNSなどの投稿も活発で受け取るメッセージやデータは次々と最新のものと置き換わり、流れては消えていきます。あなたにも「あの時もらったメッセージをもう一度読みたいけど、どこかにいってしまって見つけられないでいる」という経験がありますよね?
そもそも受信メールやSNSの投稿ではそんな心温まるメッセージがあったことも時間の経過とともに忘れてしまうものです。
ギフトメッセージは心を記録できる
ところが手書きや印刷したメッセージはバインダーに閉じておけば、天災に見舞われない限り勝手に消えてしまうことはありません。本棚に何年、何十年にも渡ってずっと静かに眠り続けています。「あ、そういえば」とふと思い出した時に本棚から引っ張り出して開いてみればたちまちその手紙を受け取った時の空気が再生されます。投影される映像な脳の中、そこには当時のままの皆がいるはずです。その時の匂いや雰囲気、メッセージを受け取った時の紙の手触りなどすべてが紙に染み込んでいます。
メッセージというのは受け取ったその時にももちろん嬉しいものなのですが、何より後からグッと来る心のアルバムになるものです。記録を残すのは動画や写真が万能であり、こと情報量においては言葉は映像に及ばないような感覚を持ってしまいがちです。でも実はそれ大きな間違いです!実際のところ、私は言葉の刻まれたメッセージは時に映像にはできない情報を伝える力があるものです。それが「人の想い」です。
言葉は人の想いを伝えてくれる
動画や写真でも人の感情は伝わってきますよね?声や表情を見れば楽しいとか、盛り上がっていることはすぐに分かります。でもその時に感じていた想いは映像だけでは分からないものがあります。
でも受け取ったメッセージを読み返してみるとその時の感動が色鮮やかに蘇ります。一緒に渡されたギフトの包みを開く時のドキドキした気持ちや、自分に当てた言葉が嬉しくて何度も読み返した思い出など、こうしたものは映像を見ても思い出せないのに、なぜか手紙を読んでいると記憶が蘇ってくるものですよね。
人の想いは言葉として発せられます。そして発せられた言葉が相手に届くことで気持ちが温かくなったり、嬉しくなったりするものです。
あなたが贈るギフトとメッセージは相手のアルバムになる
ギフトを贈る側にとってはメッセージはそれほど強い思い入れや考えがないかもしれません。「せっかくだしメッセージをつけておこう」という軽い気持ちなのかもしれませんが、それを受け取る相手にとっては感情を揺さぶり、後々になっても素晴らしい心のアルバムになるものです。ですので、ギフトには必ずメッセージをつけて贈ってあげましょう!相手の心にいつまでも刻まれるアルバムになりますから。
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