こんにちは!肥後庵の黒坂です。
この記事を書いている季節は6月中旬、そろそろ冷やしたスイカが最高においしいタイミングを迎えますね!さて、あなたはおいしいスイカを買いたいと思って次のようなキーワードで検索したことがないでしょうか?
「おいしい スイカ 選び方」
みたいな感じのものですね!検索するとブログやらワラワラと出てきます。「おいしいスイカの見極め方はこれだ!」みたいなサイトが。見てみると
ポイント1.お尻が大きいのがいい
ポイント2.しま模様はこんなのがいい
ポイント3.このくらいのヘコミのついているを選べ
みたいに書いています。
「なるほど!早速スーパーへいっておいしいのを選びにいこう!」
とお出かけしようと思っていませんか?私はこうした情報を見て
「いやいやいや、絶対にわかりませんよそれは!」
って思っています。スイカを育てたり、フルーツの仕入れ担当として働いた経験があるなら別ですが、食べる専門の人においしいスイカを見極めることは非常に難しいとハッキリ断言しましょう!私が持っているのは
「おいしいスイカを食べたければプロに任せたほうがいい」
という意見です。
おいしいスイカの目利きはプロの世界
私は高級フルーツギフトショップを運営する立場にあります。いいスイカを仕入れる目利きの力を売りにしていて、これまで雑誌やラジオ、テレビ番組に取り上げられたり、会社の経営者、総合病院さんや芸能人の方々にもたくさん食べてもらっています。高品質なスイカを仕入れる力があるかどうかは、言うなれば当店の生命線なわけです。
でも肥後庵の代表者をやっている私自身は、実はおいしいスイカの見極めはできません。それでも当店でおいしいスイカを仕入れることができる理由は、26年間スイカを作り続けてきたバイヤーのおかげです。スイカは契約農家や市場から仕入れているわけですが、そのバイヤーが市場で買うフルーツを、他店のバイヤーが真似して同じ販売者へ注文を入れる、というくらい信用されています(笑)。分かりますか?何十年も市場でスイカを買っているプロたちが、当店のバイヤーが買うスイカと同じものを真似して買っているわけです。プロ同士でも目利きの力には大きな差があります。プロでもおいしいスイカを見抜くことは容易ではない、ということです。
しま模様をチェック?お尻の大きさ?無理です。素人に見極められる世界ではありません。
スイカは当たりハズレのある果物
スイカについて「JAうご」さんが面白いことを書いています。
当たり・ハズレ”があるのはスイカの品種特性で、一定の確率でハズレが実るのはスイカの宿命です。いくらスイカ職人でもこの確率は変えることはできず「うちのスイカは全部甘いよ」と言い切る事はできません。嘘になってしまうからです。
引用元:JAうご「皆さんはご存知でしょうか?スイカはどんなに熟練した職人が育てても、必ず甘いスイカと甘くないスイカが両方実るという事を。」
本当にこのとおりです。スイカは当たりハズレのあるフルーツで、どんなに上手な名人の生産者さんが作っても必ず美味しくないものも出来てしまいます。それを市場や契約業者におろすわけですが、おいしくないスイカを見極める必要があります。もちろん、スーパーにもおいしくないスイカは混じっています。
「この間この店で買った熊本県産スイカがおいしかったから、また食べてみよう!」
そう思って買ったら今度は全然おいしくない…ということは起こり得るわけです。あなたにも経験ありませんか?
最近はカットしなくても光センサーで糖度の高いスイカを選出できます。しかし、ドラゴンボールのスカウターではないので
「こいつたったの糖度5度か…ゴミめ」
みたいには分かりません。最後はアナログですが人間の手で見たり触ったりしないとわからないんですよね。
肥後庵の有名人御用達のフルーツ
(写真は2017年6月18日(日曜日)放送のおしゃれイズムの番組で、肥後庵のブラックジャックスイカが紹介されたキャプチャです)
「おいしいスイカが食べたいな」そう思ったらネットでおいしいスイカの選び方なんて調べず、さっさとプロにおまかせしましょう!そうすれば確実においしいスイカを食べることが出来ます!
当店のスイカは舌の超えた会社の経営者や、エグゼクティブビジネスマンのお中元などに選ばれています。お客さまからは「おいしかったから家族全員ですぐに食べてしまった!」と喜びの声を頂くことは数え切れないほど頂いてきました。先日はブラックジャックスイカを日本テレビのおしゃれイズムのTV番組内で、上田晋也さん、森泉さん、藤木直人さん、ゲストの倉科カナさんに食べてもらい、「おいしい!」「種がないスイカだから食べやすい」という声を頂いています。
参考:水菓子 肥後庵「日本テレビ様の「おしゃれイズム ~熊本SP!MC3人と倉科が、熊本の街へ!~」に放送されました!」
おいしいスイカをお届けできるのは先ほどお伝えした通り、バイヤーが本当においしいスイカを選んで仕入れてくれているからです。
スイカはどんなに丁寧に作ってもおいしいものと、おいしくないものが出来てしまうフルーツです。また、光センサーだけではどうしても判別できない部分が残ります。繰り返しですがおいしいスイカ選びはサクッとプロに任せてしまいましょう!
<参考リンク>
大玉スイカの栽培法へのこだわり、特徴などの情報が満載です。ぜひご参考下さい。
コメントを残す