こんにちは!肥後庵の黒坂です。
「この人は自分を大切にしてくれている」という接待のおもてなしと「センスがいいな」と感じられるお店や手土産の準備ができれば、喜ばれる接待は一応合格点です!しかし、そこで終わらせず「接待の席での話題」にまで気を配ることが出来るのが一流の接待上手といえるでしょう。正直、接待席での話題にまで気を配って準備している人はほとんどいません。ですのでこれができれば相手の心をつかみ、信頼関係を築くことができるビジネスチャンスにつなげることができるといえるでしょう!私がこれまでの会社勤務を経て学んだ接待席で喜ばせる話題についてご紹介したいと思います!
基本スタンスは「聞きに徹する」こと!
接待の席では来て頂いた先方に喜んでもらうためのおもてなしが必要です。そうなると基本的なスタンスは「聞き役に徹する」というのがその答えです。
接待であがった話題で、自分がより深い意見や詳しい情報を持っていたとしても、先方が気持ちよく話をしていたら自分は黙って話を聞く!こうした考えが大切です。何かあるとすぐに自分が話そうとする会話泥棒やマウンティングなんてもってのほか!営業マンも自分が話すのではなく、とにかくお客様の話を聞きに徹するのが一流のセールスマンといわれます。相手の考えを理解することでビジネス上での深い提案ができるというもの。とにかく聞き役にまわりましょう!
ちなみに「ただ黙ってうんうん聞け」というのではなく、しっかりと相手の話に興味を持っていることを示し、より話を発展させるために適度に質問をするなど会話がキャッチボールになるようにするのはいうまでもありません!
先方の会社のニュースを話題にする!
時々、「経済や時事ニュースを話題にしよう!」と指南しているビジネスマナー本がありますが、私はそれが正しいと思いません。だって「アベノミクス効果が…」「GDPが…」なんて話をしても相手との信頼関係が生まれると思いますか?経済評論をして「自分の方が優秀だ」とアピールしあう場になってしまうのがオチでしょう。そんなやり取りから信頼関係は生まれません。
人間は誰しも自分を理解してもらいたいと思っています。それは会社の看板を背負ったビジネスマンでもまったく同じです!自社に興味を持ってくれている相手には好感を持つのが人間心理です。であれば、やるべきことは決まっているじゃないですか!それは先方の会社のビジネスやニュースを話題にするんです!「御社の取り扱っているA商品がメディア掲載されていましたね!」など話題を振れば喜んでそれについて話をしてくれるでしょう。いうまでもありませんが、話題にするネタはポジティブなものにすることを忘れないで下さいね!
先方のプライベートな話題もOK!
「最近孫が生まれた」「趣味が自分と同じゴルフだ」などプライベートについての話題も接待を盛り上げるためには有効です!こうした情報は先方の秘書やSNSをチェックすることで知ることができますので活用しましょう。
いかがでしょうか?接待での話題はほとんどの人が気を配れていないので、しっかり抑えておくことでチャンスになります!ぜひ参考にしてみてください!
<参考リンク>
ビジネス接待マナーやメッセージの文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
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