こんにちは!肥後庵の黒坂です。
あなたは「接待を受けるゲスト側は相手のいうままにすればいいから楽だ」と思っていませんか?またはその逆に「すごく気を使うから疲れる」と思っているのかもしれませんね。接待をするホスト側は相手の好みを調べたり、話しやすいお店を選んだりともてなすために駆けまわるものですが、「ゲストは何もしなくていい」というわけではありません!
相手はせっかく楽しませようと頑張って準備をしてくれています。気を使いすぎるのもいけませんし、図々しくするのも同じくNGです。今回は「招かれざる客」にならないためのゲストの振る舞いについてお話をしていきましょう!
待ち合わせ時間より早く行き過ぎない
相手を待たせまいと30分も早く来る人がいますが、これは相手をお迎えしようというホストのおもてなしを潰すのでNG!たいていホストは10-15分前について待っているので、約束の時間5分前くらいに堂々と現れるくらいでしょうどいいです。遅刻は論外として早く行きすぎてしまう失敗をしてしまう人はいるので気をつけてくださいね!
勧められた席に座ろう!
通常はもてなされる側は上座へ、もてなす側は下座へ座るものです。日頃からお客様へ謙遜している人は遠慮して下座へ腰をおろしてしまうことがあります。しかし、これもおもてなしをする側のホストより下になるのでちょっとへりくだりすぎといえるでしょう。基本的に何もなければさっさと上座に座ってしまいましょう!
ただし例外があります。お店によっては入り口からみたお庭や風景が綺麗なところがあり、ホストによっては「風景がきれいなこちらへどうぞ」とあえて上座でない席へ通されるかもしれません。その場合も遠慮なく通された席へ腰を下ろしましょう!
勧められたら一口つける!
お酒を注がれたり、勧められた料理には必ず一口つけましょう!特にお酒は飲めない人も出てしまうものですが、せっかくのご厚意をお断りするとせっかくの盛り上がりもなくなってしまうものです。ですので、一口目は必ず口をつけるようにしてくださいね!
相手の話に乗る
先方は接待の場を盛り上げようとビジネスの話や、お互いの趣味やプライベート話と話題を振ってくることがあるでしょう。デキる人ほど接待の場で盛り上がる話題をしっかり準備してくるものです。振られた話題に乗りましょう!もしかしたらプライベート話の中で同じ趣味を発見するかもしれませんし、そうなるとより信頼関係の構築に繋がるかもしれません。ですので、振られた話題に乗る!ということを覚えておくようにしてください。
追加注文はNG
接待の費用が明らかにホスト持ちである場合は、自分から料理やお酒の追加注文はNGです!用意されているものを食べ、追加を勧められたら乗る、という受け身の姿勢をキープしましょう。タダ酒だと厚かましくすることはホスト側に全部筒抜けです。
というのもホスト側はお会計のタイミングを図っています。料理やお酒がひとしきり行き渡り、追加注文がないようであればトイレに立つふりをして、スマートにお会計を済ませようとするでしょう。そこで思わぬ追加注文が入ってしまったら…。この点は気をつけておきたいところです。
いかがでしょうか?接待は学生時代の飲み会などと違って、ホストとゲストという関係が存在します。もてなされるゲストといっても図々しさが見えてしまうと、その姿勢がそのままビジネスに持ち込まれると思われてしまうのでくれぐれも気をつけるようにしましょう!
<参考リンク>
ビジネス接待マナーやメッセージの文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
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