こんにちは!肥後庵の黒坂です。
昔はお中元・お歳暮ギフトの定番といえば洗剤、食用油、調味料、ビールやコーヒーといった「どこの家庭でも日常的に使われるもの」でしたね。私も子供の頃は自宅にたくさんの食用油や洗剤が届いていたのを見てきました。お中元ギフトは「奥様に喜ばれるもの」から選ぶのが基本で、贈って必ず使われる日用消耗品が選ばれていたんです!
「使えればなんでもいい」という時代は終わった
ところが最近はお中元・お歳暮ギフトの事情が変わってきました。日用消耗品に多様化の波が押し寄せてきたんです!どこの家庭でも当たり前に使っていた洗剤や調味料などもバリエーションが増えました。
洗剤は粉末タイプに加えて液体、ジェルボールなどがありますし、食用油もごま油、オリーブオイル、ココナッツオイルと豊富です。ビールも国産、海外産、甘口、辛口、コク、キレ、メーカーなど本当にたくさん種類がありますね!私の家庭では洗剤は液体、食用油はオリーブオイル、ビールはアサヒスーパードライ以外はまったく買いません!これまであれこれ試してきて一番体に合う、使いやすいものが今使っている日用消耗品なんです。
使わない日用消耗品はゴミになる
商品が溢れかえっている現在、もはや「どこの家庭でもこれなら使ってもらえる」という日用消耗品はなくなってしまいました。
これはあまり想像したくありませんが、もらって使われない日用消耗品はどうなってしまうんでしょうか?その答えはバザーやネットオークションで販売されたり、人にあげたり、引っ越しのタイミングで捨てることになりますね。試しにネットで検索してみてください。使われない日用消耗品のその後が出てきますので。このようによほど相手の家庭事情が分かっている場合を除いて、日用消耗品をお中元ギフトに選ぶのはオススメできません!
そもそも長期保存できるものはギフトに向かない!
そしてこれはお中元・お歳暮ギフトに限った話ではないのですが、日用消耗品がギフトに向かない理由は趣味嗜好に合わないというだけではないんですよ。それは何かというと「長期保存、収納に適しているから」というものです。長期保存や収納に適しているってまるでいいことのように思えるじゃないですか?でもダメなんですよ。なぜかというと長期保存できるものって絶対にすぐ使われないからです。そしてそのまま押し入れに入れられ、今使っているものが切れたら自分で新しいのを買い直して使うようになり、ホコリをかぶっていくのが長期保存できる日用消耗品なんです。
年に一度しかないお中元は、感謝の気持ちを伝える機会です。使われずに収納されてしまうものではなく、もっと夏らしい季節感があって、逆に長期保存できない旬の食品ギフトなどが実際には喜んで食べてもらえる贈り物です。ぜひ参考にしてみてください。
<参考リンク>
ビジネスお中元・お歳暮マナーやメッセージの文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
・お中元
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