こんにちは!肥後庵の黒坂です。
結婚後も両親・義理の両親と一緒に暮らすのが当たり前だった昔と比べて、今では両親は夫婦の家には立ち入らないようになってきています。その結果、両親へ気を使うことがなくなり、嫁姑問題とは一切無縁の生活をしている人もいるかもしれません。
しかし、手に入れることが出来た夫婦水入らずの生活とともに失ったものに気づいていますか?それはこれまで大切に育ててくれた両親との「絆」です。人の縁が失われて「無縁社会」といわれるようになった現在、「両親に会えるのはあと何回残っているだろう?」と空を見上げて想いを馳せる人が増えたように思います。
ネットは人の絆まではつなげてくれない
離れて暮らす実家の両親と自分をつなぐもの、持っていますか?私がこんなことを言うと、SNSやスマホの台頭で常時つながっていることが当たり前の今では笑われてしまうかも知れません。しかし、あなたはそのスマホやFacebookで両親と心の通ったやり取りを最後にしたのはいつですか?そして刹那的に心の奥で両親への心配事を言葉に出して届けているでしょうか?
答えが「No」であるなら…それは絆がないということではありませんか?インターネットは人の絆までつなげてくれることはありません。絆というのは体温感じられる温かい心遣いのことです。顔が見えない、手を伸ばしても届かない両親との絆はいつでもそこにあるものではなく、今や意識しなければ届かないものになってしまったかもしれませんね。
両親との絆をつなぐきっかけがありますか?
両親との絆をつないでくれるものはネットではない、ということはご理解頂けたと思います。あなたの心遣いや温かみが感じられるもの、それは心のこもった手紙や贈り物だったりするわけです。
「今年はすごい猛暑ですが元気にやっていますか?スイカ贈ります。体に気をつけて!」「子供がずいぶん大きくなったよ!夏休みにそちらにいきます」といった気持ちを伝えるきっかけがあるだけで人は大切な人に心遣いを伝えるわけです。
お中元・お歳暮は両親との関係をつなぎとめ、年に2回の心の交流をするよいきっかけとなってくれます。日頃から両親と密に交流しているなら逆にお中元・お歳暮を贈る必要はないでしょう。しかし、そうでないのならお中元・お歳暮をすることでいつまでも変わらない温かみが感じられる関係でいることができるでしょう。
お中元・お歳暮を贈るというのは離れた両親へ真心を届けるコミュニケーションツールなんです!
<参考リンク>
ビジネスお中元・お歳暮マナーやメッセージの文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
・お中元
・お歳暮
<YouTube動画版はこちら>
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