こんにちは!肥後庵の黒坂です。
あちこちで行われている意識調査、贈り物をする時の参考にされている方も多いのではないでしょうか?今回はみんなが気になっているお中元のアンケート結果について一緒に見ていきたいと思います!アンケート結果はみんなの本音が見える「心の声」です。
※アンケート結果は2013年6月に楽天リサーチ社による調査結果で、20代から60代の男女500人サンプリングした母集団の大きい比較的信頼性の高いデータです。
参考元:楽天リサーチ株式会社 「お中元に関する調査」
年代が上になるほどお中元を贈っている
アンケートを見ると明らかなのは年代が上になるにつれてお中元ギフトを贈っていることですよね!「昔は今よりお中元ギフトを贈る人が多かったから」という見方もあるようですが、私はそうは思いません!なぜならお中元ギフトを贈る件数が減ったといっても贈り物をする人は全体の7割以上もいるんです!お中元を贈る人・贈らない人は昔から分かれていましたし、贈る人はまだまだ多数派と見ています。
このアンケート結果で注目してもらいたいのは「60代と20代とではお中元ギフトを贈る割合が3倍以上違う」という点です。となると、「近年になってお中元ギフトを贈らないようになった」というより「年代による違い」と見る方が自然でしょう。
「就職を機に実家を離れ、仕事が落ち着いて経済的余裕が出てくると親元へお中元ギフトを贈るようになった」という意識の変化と私は考えています!また、結婚をして義理の両親とのつきあいなども始まって、改めて両親への贈り物をする事を考えるようになったと分析します。
お中元ギフトは両親や親戚へ贈る!
お中元ギフトの贈り先の相手は両親、親戚というのが一番多いですね!両方合わせると3割を占めています。遠い土地へ引っ越しをしても心安らぐ故郷への想いと親族とのつながりを求め、両親や義理の両親へ季節の挨拶と感謝の気持ちを伝える手段としてお中元ギフトを活用している人が多いようですね。
お中元ギフトの購入場所はネット通販へ移行しつつあります!
みんなお中元ギフトをどこで買っているんでしょうか?アンケート結果によると購入場所は百貨店、ネット通販がほとんどです!合わせると全体の70%!多くの人は「お中元ギフトを買う!」と決めると百貨店へいくか、ネット通販で探すかという行動を取っているようです。
お中元時期になると百貨店ではお中元受付の特設コーナーを作って力を入れています。スタッフのサポートも受けられるとあって利用している人が多いと分析します。
ネット通販は商品を手にとって見ることが出来ませんが、それでも3人に1人がお中元ギフトにネット通販を選んでいます。住んでいる場所によっては近所に百貨店がなかったり、仕事が忙しくてお店へ足を運ぶ時間の余裕がない人にピッタリの選択肢といえるでしょう!また、お中元ギフトは正式には先方へお品を手渡しするものですが、最近はギフトを相手へ直送する人も増えてきました!ネット通販でお中元ギフトを注文する人の意識の変化に関係しているでしょうね!
1件あたりの金額は3千円~5千円が最多!
お中元ギフトの1件あたりの予算は3千円~4千円が一番多く、次に4千円~5千円と価格帯が続いていきます。百貨店やネット通販でもこの価格帯の商品が用意されていますね!一般的には3千円とされていますが、目上の方や特にお世話になった方には5千円以上のギフトを贈っているようです。
お中元ギフトは上質な食品体験が選ばれています
お中元の贈り物の品はたくさん種類があります。定番のビール、洋菓子、肉類が多く、それに続くのが産地直送の野菜や果物です。お中元は「両親、義理の両親、親戚」に贈ることが多く、相手の好みに応じた商品を選んでいることが分かりますね。
贈り物の上位には長期保存できるアルコール飲料や焼き菓子、ハムなどが選ばれていますよね?しかしそれに続く商品は産地直送の野菜や果物などの生鮮食品だという点に注目しました。お中元ギフトにはプレミアムなおいしい食の上質体験をしてもらいたい、という気持ちが込められているように見えますね。
ちなみにその他はコーヒー、紅茶やジュースなど夏にうれしい飲み物や、そうめんなどの麺類がランクインしています。これらも「夏を快適に過ごして欲しい」という相手への気持ちが感じられますね。
いかがでしょうか?少しでも良いお中元ギフト選びになれば幸いです!
<参考リンク>
ビジネスお中元マナーやメッセージの文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
<YouTube動画版はこちら>
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