こんにちは!肥後庵の黒坂です。
「マスクメロン=高級フルーツ」というイメージがありますよね!あなたもマスクメロンの写真を見せられたら「あ!高級フルーツのマスクメロンだ!」と思ってしまうのではないですか?なぜマスクメロンは高級フルーツとして知られているのか?本当に高級フルーツなのか?今回はその話をしたいと思います!
栽培法がすでにVIP仕様!
メロンは世界中で生産されており、本当にたくさんの種類があります!そしてそのメロンの栽培法は3種類あるんですよ。
「温室栽培」…ガラス製。最も高価
「ハウス栽培」…ビニール製。比較的高価
「露地栽培」…屋外の畑。最も安価
上から高級フルーツの栽培法とされていて、マスクメロンは温室栽培で有機肥料を与えられ、温度や湿度をコントロールしている最も高価な栽培法です。その反対にスーパーで比較的安い値段で売られているのは露地栽培のメロンです!栽培法からして高い経費をかけているんですよ!
高級感漂う香りの高さ!
すでにご存知の方も多いと思うのですが、マスクメロンの名前の由来は「Musk(じゃ香)」から来ていて、香り高いことで有名です。
果物の品質、格付け、ブランドは味だけではないんですよ!美しい見た目、形、重量、そして香りです!マスクメロンというだけあって非常に香り高いために高級フルーツとしてふさわしいわけです。
手間ひまがかかる
こちらの記事でもご紹介していますが、マスクメロンはとにかく手間ひまがかかります。上記の通り、ガラス製の温室栽培で温度・湿度・肥料など徹底的にマスクメロンがおいしく、美しく育つための手間ひまをかけています。
また、極めつけなのが「一木一果(いちぼくいっか)」と呼ばれる栽培法です。こちらに掲載している通り、マスクメロンは1本の木にたくさんついたつぼみを一つだけ残して後は全て摘み取ってしまいます。ですので限られたスペースの中で大量生産ということが出来ません。どうしても1玉あたりの金額は高くなってしまうんですよね!
ブランド戦略
後はなんといってもブランド戦略。誰もが「マスクメロンは高級フルーツ」と知っているからこそ、贈答用に受け取る相手から一目置かれるわけです。マスクメロンが安値で売られてしまうと(手間ひまや経費がかかっているので無理ですが…)ギフトとしての重みがなくなってしまうんですよ。
いかがでしょうか?このようにマスクメロンは高級フルーツという不動の地位を築いていることから、受け取った相手に喜ばれる贈答用のフルーツとして扱われています。
参考になれば幸いです。
<参考リンク>
マスクメロンの栽培法へのこだわり、特徴などの情報が満載です。ぜひご参考下さい。
<YouTube動画版はこちら>
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