こんにちは!肥後庵の黒坂です。
結婚して初めてのお盆を実家で迎えるというと、多くの人が戸惑いと不安を覚えるようですね。「結婚式以来顔を合わせていない相手方の親戚が集まる場に参加する」、確かにこれは不安を感じるのはよく理解できます!「無作法がないだろうか?」「受け入れてもらえるだろうか?」といった不安と居心地の悪さを想像して気が重いという人も多いでしょうが、実は戸惑わずに済むポイントというのがあります。今回はそんな結婚して初めてのお盆についてお話をしたいと思います!
お盆の場での顔合わせは事前準備が重要だ!
まず「事前準備なくしてお参りの場に参加するのはNG」と覚えておきましょう!というのも「事前準備なし=相手への気遣いゼロ」と取られてしまうからです。
例えば当日、その場に集まる親戚の顔や名前、関係性(できればもう少しつっこんで人柄等)は夫(妻)に確認すれば情報が入手出来ますよね?結婚式の披露宴に来てくれたのに「はじめまして」なんていってしまうとかなり失礼な人という印象を与える事になるので注意が必要です!
相手と顔を合わせて話をした事がなくても「◯◯さんは熊本の山鹿市にお住いなんですよね?」というだけでも絶対に親近感が持たれると思うんですよ。こうした「相手への歩み寄り」の姿勢が問われると考えて下さいね!
「気遣いはなくていい」を真に受けるな!
あなたが奥さんでお盆に夫の実家に帰省するという場合で考えみましょう。不安感から夫に親戚などについて相談をする人も多いでしょう。この時、夫から返ってくる「別に気遣いはなくていい」という言葉は絶対に真に受けないでくださいね!
夫は親戚と交流があってそれほど気を遣わないかもしれませんが、奥さんは全然立場が違います。夫とまったく同じように接すると確実に「気遣いが出来ない奥さんだ」というレッテルが貼られてしまうでしょう。ですのでいくら「気遣い不要」といわれても真に受けず、親族の名前や顔、関係性については事前に確認をして一通り頭に入れるようにしてくださいね!
親戚と言っても礼儀はきちんと!
結婚したら親戚になるといってもそこは一歩引いた礼儀を正しましょう!具体的には上記の通り、相手のことを理解しようという姿勢は大前提ですが、更に一歩踏み込んで良好な関係を築くにはどうしたら良いでしょうか?それは手土産を持参するということです。
手土産は「受け取る方が重く取り、渡す方は軽く考える」という典型的なものです。「手土産なんてあってもなくてもどちらでもいいだろう」と考えるのは完全に「NG」です!そして「あげれば中身なんてどうでもいいだろう」と考えるのも同じくらいNGです!
手土産は「私はあなたを大切にしています」というメッセージを代弁するギフトです。贈り物があることで相手を重要に考えている、というメッセージを伝えることになりますし、贈り物が印象に残るものだと後々に「あの時の手土産が素晴らしかった」とお礼の連絡が入り、その後もずっと良好な関係を作ってくれます。これは最初がめちゃめちゃ肝心なんですよ!
具体的にどんな贈り物がおすすめなのか?というのは別の記事でご紹介していますので、そちらもぜひご覧下さいね!参考になれば幸いです。
<参考リンク>
お盆・お供えのマナーやメッセージの文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
<YouTube動画版はこちら>
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