こんにちは!肥後庵の黒坂です。
お盆のお供え物はいくらのものを贈ればよいか、あなたは分かるでしょうか?一般的にいわれている相場は3,000円~5,000円といわれており、普段は「一般的にいわれているギフトの常識は間違いが多い!」と熱く語っている私もこのお話についていえば「正しい」と思っています。
なぜお盆のお供え物は5,000円以上の物を贈ってはいけないのか?その理由が2つあります。今回はこちらを一緒に見ていきましょう!
理由1.お供え物は基本的にお返しは不要。しかし例外もある
お供え物は法要の際に参列した方へお食事のおもてなしをするのが一般的です。この時のおもてなしがお返しとなり、別途お返しをする必要はありません。
この考え方は常識として広く理解されています。一生懸命おもてなしをすることで、気持よくお供え物を受け取ることが出来るというわけです!しかしながら相場から大きく外れた高額な贈り物だと「お返しをした方がいいのでは?」と相手に思わせてしまいます。ほとんどの人は5,000円以内で贈り物を選んでいるので、お返しを準備していないと改めて準備をさせることとなり、気持ちの負担となってしまいますからね!
理由2.お祝いごとではないので控えめギフトにしよう!
お返しで負担をかけてしまう、という理由の他には「お盆のお供えは控えめがいい」というものがあります。
結婚式のお祝いや出産祝いなどは誰が見ても明るく、眩しさを感じるような贈り物が好まれます。金額も高めで派手さがあることで「お祝いの気持ちがこもっている」と感じられることもあるでしょう。しかし、お供え物はどうしても「亡くなった故人」が主役である以上は贈り物に派手さが感じられると「不謹慎」と取られてしまうことすらあるわけです。お祝いごとではないので控えめなギフトが良いでしょう。装飾豊かなものなどでなければ5,000円以内で十分良質なギフトが用意できる、という考えです。
いかがでしょうか?お供え物はあまり高額なものは好ましくないという理由がお分かり頂けましたか?お盆の場では普段あまり顔を合わせない親戚も集まるので、無作法にならないように気をつけておきましょう!
<参考リンク>
お盆・お供えのマナーやメッセージの文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
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