こんにちは!肥後庵の黒坂です。
亡くなった祖先をこの世にお迎えして供養するのがお盆ですが、お盆につきものなのがお供え物! 相手は実際に触れられる生身の人間でないからと、適当に対応してしまうのはいけません!結婚して立派な大人になったらこうしたお供え物に「品とマナー」が表れます。恥をかかないように「これをやると引かれるタブーですよ!」という3つのタブーをご紹介します!知っておくことでやってしまわないようにしてくださいね!
タブー1.「肉」「魚」「五辛」はタブー
「お供え物なんて適当でいいでしょ!?」というのは論外として、「故人が好きだったものを贈り物にしたい」という優しく、思いやりのある人がやってしまいがちなタブーがこれです。
殺生を思い起こさせる「肉や魚」と仏教で食べる事が禁止されていた名残を残す「五辛(にら・ねぎ・にんにく・らっきょう・しょうが」もいけません。五辛は大丈夫としても、肉や魚は知らないと「故人が好きだったから」と準備してしまう事があるかもしれませんね。ここでしっかりと理解しておきましょう!
タブー2.直前の間に合わせギフトはバレバレです!
先ほどのタブーより問題なのはこちらです。やりがちなのは実家に帰省する時に「荷物になるから実家に入る前に帰省先のお店で買って持参しよう」といういもの。私が過去に経験したのは当地の和菓子で同じものが3つ備えられていましたね(笑)。しかもサイズも同じでした!
こうなると誰が見ても一目で「間に合わせで買ったもの」と分かってしまいます。お盆の本質は「亡くなった祖先をお迎えし、供養すること」です。形だけの間に合わせの贈り物では故人も実家の人もたちまち心が入っていないギフトであることが分かってしまいますからね!特にこちらは親族関係者みんなに分かってしまうので絶対に避けるようにしたいポイントです!
タブー3.生身の人間をお迎えしているように振る舞おう!
相手が目の前にいないからといって「とにかく備えればいいんでしょ」と雑に備えるのはいけません!マナーがなく、品性を疑われてしまい、恥をかくことになってしまいます。
お供え物はあたかも目の前に人間がいて、一緒に食事をするような振る舞いをしましょう!例えばお菓子なら箱から出して食べられるようにし、そうめんはちゃんと茹でた上でお箸とおつゆまで一緒に備える!そしてお供えした後は痛む前に下げた後で食べる。ここまできちんとして初めて「亡くなった祖先を丁重におもてなしをする」ということなんです!生きている人にしているような振る舞いをすることが必要ですよ!
いかがでしょうか?一度知ってしまえば決して難しいものではないので、今回の記事を読みなおしてしっかりと理解しておきましょう!
<参考リンク>
お盆・お供えのマナーやメッセージの文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
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