こんにちは!肥後庵の黒坂です。
外の皮が緑色のみかんを見ると大抵の人は「うわあ!酸っぱそう…食べられないな」と思ってしまうものです。実は私もそうでした。昔は両親が買ってきたみかんを「甘くておいしい!」と思いながらぽんぽん食べていると、時々ものすご~く酸っぱいのに当たってしまい、ぐぎゃーと悶絶した記憶があります(笑)。
「程々ならおいしいけど、酸っぱさ満点のみかんは絶対に食べたくない!」と強く思っている人は外の皮が緑色のみかんは手を出さないでしょう。しかし、それはもったいないというものです!今回はあなたがまだ知らない酸っぱい見た目の甘いみかんをご紹介します!
みんなが騙される見た目に酸っぱい極早生みかん!
あなたは温州みかんという品種のみかんを知っているでしょうか?日本を代表するみかんで、いわゆる「こたつに入りながら食べる」イメージにある皮がオレンジ色のみかんのです。冬のみかん、といえばあなたも「甘くておいしくて、食べ始めると止まらない!」というイメージを持っていることでしょう。しかし、そんな甘くておいしいみかんと外の皮が緑色で見るからに酸っぱい極早生みかんは「同じ温州みかんという品種」というと驚くでしょうか?
外の皮が緑色なのは未熟だからじゃありません!
外の皮が緑色ってなぜ酸っぱい印象があるのでしょうか?それはまだまだ未熟で酸味がたっぷり!と思われるからではありませんか?確かに多くの果物は未熟な状態は青々としています。でも極早生みかんは実は未熟ではなく、ちゃんと完熟で甘さもあるおいしいみかんなんです!
実は外の皮が緑色をしているのは未熟だからじゃありません!生産者の高い技術力を持って、外の皮だけは緑色のままで、中身の果肉はちゃんと熟すように育てています!これってすごくないですか?極早生みかんは高い技術力を要するために全体の生産量は冬のみかんに比べて少ない貴重なんです。
程よい酸味があるから甘くさも引き立つ!
「みかんはとにかく甘いほどいい!」という人がいますが、私は「果物の甘さ=おいしさ」ではないと思っているんですよね。確かに甘さは重要な要素です!元々酸味が少ない桃などは強い甘さがなければおいしいとは感じません。
でもですね、みかんは…いえ、柑橘果物全般にいえることですが酸味があってこそ甘さが引き立ち、味わいに深みが出るというものです。特に時期によって食感や甘味と酸味のバランスがかなり異なる温州みかんは、この極早生みかんの季節は「程よい酸味と甘みの絶妙なブレンドを楽しむ」という点にこそ、その魅力があります!世の中には色んな食べ物や食材がありますが、甘味と酸味のバランスを堪能するものは数多くありません。
ですので見た目の酸っぱさに敬遠している人はとってももったいないと思うわけです。極早生みかんが大好きな私としては「見るからに酸っぱそうだから外見で損をしているなあ」と思いますね!未経験の方にこそ、極早生みかんにぜひぜひ挑戦してみてください!きっとその魅力に夢中になるはずですから!
<参考リンク>
極早生みかんの栽培法へのこだわり、特徴などの情報が満載です。ぜひご参考下さい。
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