ギフトで心を繋いでくれる一筆箋のスゴイ力!

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
私は常々、「贈り物には一筆箋をつけましょう!」とあちこちで熱く語りまくっています。それは一筆箋や手紙が「それだけ気持ちを伝えてくれる力を持っている」と考えているからです。

今回お話する「ギフトに一筆箋をつけましょう」って結構どこでも見かける話に思えますよね?でも雑誌や他のサイトではおそらく私が今回話をするところまでは丁寧には書いていないでしょう。具体的なエピソードを交えて「一筆箋はあなたの心を相手に伝えるすっごい力を持っている!」という事を鼻息荒く語ります。ですのでぜひ最後まで読んであなたのギフトスキルアップに役立ててくださいね!

 

辛いつわりを救ってくれたスイカと背中を押してくれた手紙

ギフトはあなたの気持ちを相手に伝えてくれる代弁者です。このことはこれまで何度も何度も言い方を変え、事例を変えてしつこくお伝えしてきましたよね?もういいよ…と思うほど私がうるさくいっているのはそれだけ何としてもお伝えしたいと思っていることだからです!

私の妻は妊娠中に非常につわりがきつくて一時期、食事を受け付けない期間がありました。お腹はグーグーなっていて胃は食べ物を欲しているのに、食べ物の匂いで気持ち悪くなってしまい、拒否反応が出てしまいます。特に顕著だったのはご飯を炊く時の香りですね!あのなんとも香ばしいご飯を炊いた時のいい匂いが吐き気を催す匂いになっていました。末期の頃は味のおいしいものではなく、匂いの薄い食べやすいものだけしか受け付けなくなってしまいました。お腹に大切な赤ちゃんがいるので「困ったなあ」と私も妻も悩んでいました。このままずーっとこれが続くとまずい!と出口の見えない暗いトンネルの中に立っているような気持ちでした。

ある日、実家からスイカが送られてきました。まるで定期便のように夏の季節に熊本から送ってくれるおいしいスイカ、でもその時は一つだけいつものお決まりと違う点がありました。ダンボールを開けてみると…そこには両親から手紙が入っていて

「つわりにはスイカがいいので食べてみて!」

という一文がありました。辛いつわりをなんとか楽になってもらおうと書いてくれたんだと思うと胸がじーんと熱くなりましたね。そのくらいつわりで食べられない事に困っていましたからなんだか暗闇の中にいる自分の目の前にキラキラ輝くロープが垂らされたように感じたわけです。これを登れば出口にたどり着けるかもしれない、そんな一筋の光明に感じられてロープに手を伸ばすつもりでスイカに包丁を入れました。カットしたスイカはいつも通りにジューシーな果汁をじゅわーと湧き出し、私はそれをみるだけで口内に唾液で満たされるのを止められませんでした。…でも肝心な事は妻が食べられること、私は小さくカットしたスイカを妻に差し出すと「あ、いけそう!」といいながらスイカを口に運びました。そう!他の食べ物はほとんどダメだった妻もスイカはおいしく食べることができたのです!慢性的に空腹状態だった妻はガツガツとスイカを食べ続け、その場で4分の1がなくなってしまうほどの勢いでした。その後も両親からデコポンやメロンなどたくさんのフルーツを送ってくれ、いつの間にかつわりも落ち着いてその内また元通り食事をすることが出来るようになりました。今でもつわりの事が話題になると「あの時の果物には助けられた」ということと両親の温かい気持ちの事を話しています。

でもこれって最初に手紙が入っていたからうまくいった部分がかなり大きいと思っています。というのも妻はかなりつわりがきつくて食べ物を見るだけで気分が悪くなっていたので、「つわりにいいから」といわれていなければ積極的に食べることはなかったでしょう。

「つわりにスイカがいいから食べてみて!」
「さすがに何か食べないと体力もきついし、自分の事を思ってくれたのだから辛いけどちょっと食べてみようかな…。…あ!おいしいこれならいける!!」

という具合に目の前には実際に相手がいないにも関わらず、背中を押されてスイカを食べたわけです。今考えると手紙があったからこそ「辛いけど食べよう」と思ったのだと思いますね!もしもなかったら「つわりで食べるものをみるだけでもキツイのに…」と余計に辛くなっていたかもしれません。贈り物をしてくれた相手と、受け取る自分を繋いでくれた橋渡しをしてくれたのは紛れもなく手紙です!

 

一筆箋があなたの気持ちを伝えてくれる

私はギフトショップを運営する立場にいますので、このような身内のエピソードだけでなく日々お客さまとコミュニケーションを取る中で一筆箋を上手に活用する事をみることがあります。

お客様がギフトにマスクメロンを贈られていたのですが、そのギフトに「果物は健康的に甘みを楽しめます。糖尿病でも安心してお召し上がり下さい」と一筆箋をつけられていました。これはとても素晴らしい一筆箋の活用方法ですね!受け取られた方はもしもマスクメロンだけが届いたら「果物って糖尿病に悪くないのかな…?」と不安を感じるでしょう。いや、下手すると自分は食べずに家族や友人にそのままあげてしまうかもしれません。いや、もっと悪い場合だと贈り物にメロンを選んだ人を「自分は糖尿病なのに無神経な!」と怒り出してしまうかもしれませんね!

でもそうしたあらゆる失敗パターンの可能性をたった一文の一筆箋が取り除いてくれます!むしろ受け取った相手は大喜びです。ギフト単体でも思いを伝える事ができますが、やはり一筆箋の持つ強大な力には及びません。贈り物は気持ちを伝えるものですからぜひ一筆箋を活用してもらいたいですね!

 

気持ちはいわないと伝わらない

これはギフトに限った話ではなく、人の気持ちはいわなければ伝わりません。特にギフトは気持ちを伝えるのが一方的になりがちなので、相手に喜んでもらうためにはしっかりとあなたの言葉で気持ちを伝える必要があります!そのためにもギフトに一筆箋をつけるようにしてくださいね!


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