物議を醸す「ありがとう」を考える~はあちゅうさんも戸惑った見返りの「ありがとう」

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
私が両親に感謝したいことは「ありがとう」と相手の目を見てしっかりとお礼をいう習慣を身につけさせてくれたことです。小学校に入る前から両親と買い物へいき、「ありがとう」と店員さんにお礼をいった時に「小さいのにちゃんとお礼をいえるなんてえらいねー!」と褒められたことがあり、嬉しかったことを未だに覚えています。私は相手に何かをしてもらったら、どんなに細かいことでも絶対にお礼をいうようにしています。幼少期に両親にしつけてもらったおかげで、小さな感謝に気付き、嬉しい気持ちを伝えられるようになったと思っています。両親には本当に心からありがたいと思っています。

しかし、そんな「ありがとう」の言葉が今、揺れていると聞いて驚いています。いくつかの事例を紹介しながら考えてみましょう。

 

有名ブロガーのはあちゅうさんも驚いた!「ありがとう」は見返りか?

有名ブロガーのはあちゅうさんがこのような事をいっていました。

その中で驚いたのが、「見返りを求めるくらいならごちそうしなければいいのでは?」という意見です。
人と人が付き合う上で、相手にしてもらったことに対してお礼を言うのは当たり前ですし、「今日はありがとうございました」と一言LINEやメールを送るのにそんなに時間はかかりません。だからこそ、「お礼メール」を「見返り」と言い切ってしまう発想に違和感を覚えました。

「お礼にご飯」はむしろ迷惑。「電話はかけてこないで」はあちゅうが考える新マナー

人と人が関わる上では利害関係だけではないと思っています。波長が合うというか、「この人と一緒にいると心地いいな~」と思う人と一緒にいたいと思うものですよね?あなたがもしも私のブログの記事や動画をいくつか見てくれているなら、私の言うことに何かしら共感する部分があるからではないかと思っています。

そんな人間関係を続け、心地いい関係を続ける上では「相手への感謝の気持ち」は絶対に必要だと思うんですよね。ごちそうになった時には対面でも、メールでも、Lineでもなんでも「ごちそうになり、ありがとうございました」とお礼をいうのが自然な感情だと思っています。でも世の中には「お礼をいうのは見返りを求めているから」と考えている人がいるみたいで…。

これは私にはまったくない感覚で、ハッキリいってよく理解できません。しかし今、ごちそうになった後日お礼をいうことで「見返りを求めている」と考えてしまう人がいるようです。

 

中国人はごちそうになっても翌日お礼を言わない

私が外資系企業で働いている時、職場の中国人ととても仲良くなりました。彼らは仕事も一生懸命やりますし、困った時には何度も何度も助けてもらい、本当に温かくていい人ばかりだったなと思っています。

彼らと気さくに話していると相手が外国人である事をついつい忘れてしまっていたのですが、「相手は外国人でやっぱり日本人と違うんだな」と思い出させられるのは一緒に食事にいった時ですね!私がごちそうをして「今回は僕が払うよ」というと「分かった」とはいうものの、絶対にお礼をいいません。最初の頃は「もしかして嬉しくなかったのかな??」と思うものの、次に会う時には相手が嬉しそうに気前よく奢ってくれます。

これは後で知ったことなのですが…中国人は仲間だと思っている相手へ割り勘をすることはご法度らしいですね。割り勘は相手との関係を終わらせ、ぷっつり関係を切ってしまう最後の食事でやると聞きました。だから順番に奢り合うのが当たり前で、いちいちお礼を言わないらしいんですよ。むしろお礼をいうことは「また奢ってくれ」という意味になるらしいんですよね。そんなことを夢にも思いませんでした…。

 

ありがとうのギフトが下心に取られてしまう

   

ビジネスの場面では贈り物は慎重にやらないと「儀礼」が「偽礼」になってしまうことがあります。

例えば誰もが一目で分かる高級ギフトを手土産に用意して「つまらないものですが、ご挨拶に…」と持ってくるとどう感じるでしょうか?そこには相手に喜んでもらおうという気持ちが入らず、「これで今後も取引を有利にお願いします」という貢物をになってしまいますね。下心ミエミエです。相手ができる経営者だとそんな下心はすぐに見抜いてしまうものですね。

でも本当に相手に感謝の気持ちを伝えたくて贈り物を、という時にもそれを下心に取られてしまうことがあります。これも「ありがとう」の気持ちが曲解して相手に取られてしまうパターンですね。

 

きちんと伝えれば「ありがとう」を嫌がられることはないんじゃないか?

今回取り上げた3つの「マイナスに取られるありがとう」のパターンですが、全部お礼をいう側が上手く伝えればありがとうを嫌がられることはないと思っています。

ごちそうになった後にお礼をいう、というパターンは「本当においしい食事をありがとうございました。特に○○がおいしくて、とてもいい時間を過ごさせてもらいました。嬉しかったので感謝の気持ちを言わせて下さい。ありがとうございました。」といえば見返りと取る人はあまりいないのかなと思います。

中国人に対してのお礼も同様に「今日はとても嬉しかったから感謝の気持ちを言わせてほしい。ありがとう」といえばいいと思います(私はそういっていました)。

ビジネスの取引についても「先日は◯◯の件でとても助かりました。このおかげでプロジェクトは成功しましたので心から感謝しております。心ばかりですが◯◯を贈らせて頂きますのでご笑納下さい」とやればいいんじゃないですか?(つまらないものですが、というからおかしくなると思うんですよね)

 

嫌われるのは「表面的なありがとう」

今回見てきた「嫌われるありがとう」には共通点があります。それは相手に表面的なお礼に取られてしまっているということです。「ありがとう」という5文字は誰にだって言える簡単な言葉かもしれません。ですのでお礼をいうならば「何に対してありがとうなのか?」という事をきちんと伝える、このことを頭に入れておいて下さい!

◯◯について感謝しています、といえばそれで嫌な気分になる人っていないと思うんですよね。人の受け取り方や価値観は多様で難しいものですが、ぜひ具体的に何についてお礼をいっているのかをしっかりと伝えるようにして頂ければと思います。


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