こんにちは!肥後庵の黒坂です。
「自分宛てではなく、大事な人へのお中元、お歳暮ギフトが傷んで届いてしまった!」
これほど胸を痛めるギフト話はないでしょう。ネットを検索すると出て来る出て来る…。
「友人のサプライズにお誕生日プレゼントに注文したイチゴが傷んでいた!」
「母の日ギフトのカーネーションがしおれていた!」
こうなると贈り物をした相手に顔向けが出来ませんよね?喜んでもらいたいと思って、いろいろなサイトでレビューをチェックして、あれこれ比較してようやく注文した結果がこれですからね…。私もそのような悲劇話を胸を痛めて読んでいました。
今回、そのような事が起こったらどう対応すればいいのか?困っている人が多いと思うのでお話をしてみたいと思います!
傷んで届いたことを販売業者に伝える
「お中元・お歳暮で届いた品が傷んでいた」
これはプレゼントをする相手から聞かされるパターンと、相手と一緒にいるところに傷んだギフトが届いて自分の目で目的するというパターンがあります。
まず、相手から
「実は贈ってくれたプレゼントが傷んでいた…」
といわれてしまったら、まず教えてくれた相手にお詫びとお礼を伝えてください!
両親や兄弟といった気心の知れた関係ではなく、友人や義理の両親、親戚という相手柄では、頂きものが傷んでいたということはなかなか言いづらいものがあります。でも傷んでいたことを教えてくれた、ということは
「それをいっても関係が壊れないだろう」
という信頼の証でもあると思うわけです(怒り心頭で「傷んでいたんだけど!?」みたいな場合もなくはないですが…)。ですからまずは
「言いにくいだろうに教えてくれてありがとう」
とお礼を伝え
「これから業者に確認をしてみる。ごめんね」
とお詫びをいってください。
それから自分が相手と一緒にいて、傷んだギフトの目撃者になった場合は
「傷んで届いているね、ごめん。これから業者に確認を取ってみるよ」
と冷静に対応しましょう。あくまで冷静に、というのが重要です。相手は贈り物をしてくれたあなたのことに気を使っているので、怒りで取り乱す姿を見せてしまっては
「自分に贈り物をしてくれたせいで…」
と思わせてしまい、せっかくの贈り物が相手の心を痛める事になってしまいますからね。
傷んでいる商品の写真を販売業者に送りましょう
まず、最初のアクションは、
「販売業者に連絡を入れてしっかりと状況を伝える!」
というものです。
きちんとした販売業者であれば発送してお届けまでのタイムラグを慎重に考えた上、発送しています(ちなみにこの点は肥後庵はめちゃめちゃ気を使っている部分です)。業者にはどういう具合に傷んでいるのか?いつ受け取ったのか?受け取った後の保存状態は?といったことを伝えましょう!
そしてこれが超重要なポイントなのですが…。今はほとんどの人はスマホかガラケーを持っています。今のあなたの手の中か、ポケットにも入っていますよね?それを取り出して傷んでいる商品をカシャッと撮影をして、販売業者のメールに送信してください!販売業者の電話口に出た人は
「傷んでいた」
という申告だけでは情報が足りずに対応の判断に迷うことがあります。結果的に解決までに時間がかかったり、詳しく聞き取りをされるとかえって面倒な事になります。写真があれば電話口の人がアルバイト・パートの人でも、すぐに社員や権限を持っている人にその様子を伝えて、その場で
「良品と交換します」
「返金します」
といった結論を出してもらえるでしょう。
傷んでいる商品の写真の撮影は手間に感じるかもしれませんが、それで迅速に動いてもらえて結果的に早期解決になります!ぜひ覚えておいてください。
返金ではなく、代品発送を依頼しよう
それから傷んでいた商品については、できれば返金ではなく代品発送をしてもらう方がいいでしょう。
というのも受け取った相手は傷んでいるギフトが鮮明に記憶に焼き付いてしまっています。傷んで届いた桃とか、カーネーションといった映像が後々にまで脳裏に残ってしまいます。時間が経つと、
「昔、お中元(お歳暮)に傷んだものを送った人」
ということでいつの間にかあなたに向けられるようになります。
ですので、返金ではなく代品発送をしてもらって良品を贈るようにしましょう。こうすることで
「本来はこんなにいいものだったのか!」
と満足してもらい、最終的に良かった体験として記憶されます。
「悪い記憶→良い記憶」
に上書き保存される感覚です。返金を選ぶと傷んだギフトは捨てられ、その分の代金は回収できるので金銭的な損失はありません。ですが、贈り先さまには「悪い記憶」として残ったままになるので信頼の回復になりません。
私は断然、良品交換をおすすめしますね!
販売業者から贈り先さまへお詫びをしてもらおう
あなたが贈り物をした相手から「傷んでいた」といわれると面目丸つぶれですよね。
「ギフトを選ぶ眼力がない」
「そんな業者を選んでしまうからだ」
など思われてしまっては、とんでもない信頼失墜になるわけです。信頼の回復をする時はいつでも「有事の際の対応力」にかかっています。つまり、トラブル時にどのように対応するかで決まってしまうわけです。
業者から先方へお詫びをして、すぐに良品交換をしてもらうことで
「やっぱりいいものを贈ってくれていたのか」
「自分のためを思って、迅速に対応してくれた!」
と信頼を回復することになります。
いかがでしょうか?特にナマモノは傷んで届いてしまう確率は0ではありません。ぜひご参考くださいね!
<参考リンク>
ビジネスお中元マナーやメッセージの文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
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