こんにちは!肥後庵の黒坂です。
大切なビジネスの取引先や両親、親戚から高額なギフトを頂いた時などはお礼状を書くようにしましょう!「お中元・お歳暮ではギフトを贈り合っているのだからお互い様じゃない?」となにもしないのは本当にもったいないですよ!いいものを頂いたらそれについてのお礼をきっちり伝える!これができれば格式高い落ち着いた大人を演出できるというものです!お礼状を書くというのは難しいイメージがありますが、ポイントを抑えれば相手に「お歳暮を贈って良かったな!」と喜んでもらう事ができ、グッと心を掴んで心の交流となります。
今回はそんなお礼状を書く時のポイントについて解説をしていきましょう!
もらってうれしいお礼状にしましょう!
「お礼状を書く」と言っても「おいしかったです。ありがとうございます。」で終わってしまってはいけません!受け取った方も「贈り物には満足してもらえたのかな??」と思ってしまいますね。それに一言で終わってしまうのであれば、わざわざ手紙で書かなくても電話で済ませてもいいはずです。お礼状を出す以上は読んだ相手の心をグッとわしづかみするような便りにしましょう!
お礼状を書くポイントは3つ!「スピード・感謝・気遣い」
お礼状を書くのは決して難しいものではありません!抑えておくべき最低限のポイントは3つ「スピード・感謝・気遣い」です。それでは1つずつポイントを解説していきましょう!
スピード:お礼状はギフトを受け取って2-3日以内に出そう!
普段から文章を書き慣れていない人にとっては、お礼状を書くというのは相当に心理的なハードルを感じます。生真面目な人はあれこれ文例集を調べたり、文章の整合性を考えたりと時間と手間をかけてしまいがちなのですが…お礼というものは早ければ早いほどいいものです!逆にお礼を伝えるのが遅くなってしまうと「なんだよ。思い出したように送ってきたな」と失礼にすらなってしまいますからね!
お礼状はギフトを受け取ったら2-3日以内に出しましょう!法人同士でのやり取りの場合は受け取った翌日中に出すくらいで考えるのが良いですね!
感謝:嬉しかった気持ちを素直に伝えよう!
お礼状に定型文を使って書く人が多いですがこれはやめておきましょう!「相手に喜んでもらえるかな?」と思って一生懸命ギフト選びをした贈り主にとって一番の報酬、それは「相手に喜んでもらうこと」。お礼状まで送ってきているのに「大変美味でした。ありがとうございました。」という堅苦しいものでは「どんなことが書いてあるのかな!?」とワクワクして手紙を開けた相手はがっかりですよね。
「箱を開けた時に家族みんなで歓声が上がりました!」「びっくりするほどおいしくてあっという間に食べ終えてしまいました。素敵な贈り物をありがとうございます!」などその場の情景が思い浮かぶような、嬉しい、楽しい、ありがたいという感情が伝わってくるようなお礼状なら受け取った方も「ああ、贈ってよかったなあ」と思うはずです。もう一度いっておきますね。「贈り物をしてくれた方にとっての最大の報酬、それは贈り先が喜んでくれたこと」、これは大事なことなのでしっかりと覚えておきましょう!
気遣い:手紙は心のキャッチボール、独りよがりにならないように!
手紙でやりがちなことは「自分一人のことだけを伝えて終わり」というものです。お礼状なのですからメインテーマは「感謝の気持ちを伝えること」これは間違いありません!しかし、自分の近況報告やお礼の言葉だけ書かれた手紙を読んだ側の心境としてはどうでしょうか?「喜んでもらえてよかった!」とほっと胸をなでおろしつつも、どこか寂しい気がするものなんです。そもそも一方的な話だけで終わってしまうのは心のキャッチボールとはいえませんよね。
ですのでお礼状の中では相手への気遣いを忘れないようにして下さい。そんなガッツリ難しいことをしなくてもいいんですよ。具体的には別の記事でご紹介しますが、「寒い日が続きますが、風邪など引かれないようにしてくださいね」「熱中症予防に水分補給に努めてくださいね!」「また近いうちにお会いした際に詳しくお話を聞かせてくださいね!」など手紙の中で相手を登場させてあげることです。こうするだけで「この人は自分の事を大切に思ってくれているんだ。贈り物をしてよかったな」と喜んでもらえますからね。
いかがでしょうか?お礼状の書き方は相手との関係の深さや、相手の状況によって異なりますが、どんなお礼状を書くのでも今回ご紹介したポイントを抑えておくだけで全然違ってきますよ!「嬉しくて何度も読み返した」「この人に贈り物をして本当によかった」と思ってもらえるようなお礼状にするために、今回の記事は何度も読みなおしてぜひ3つのポイントを自分のものにして下さい!
<参考リンク>
ビジネスお中元・お歳暮マナーやメッセージの文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
・お中元
・お歳暮
<YouTube動画版はこちら>
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