こんにちは!肥後庵の黒坂です。
時々、立食パーティーやレストランで出てくる「生ハムとメロン」という組み合わせを見かけますよね!また、マスクメロンを取り扱っている業者の中には「生ハムと一緒に豪華な時間をいかがでしょうか?」と提案をしているところもありますね。
一見、まったく合いそうにない「生ハムとメロン」という組み合わせ。いつから誰が言い出したのか?味は本当においしいのか?今回、黒坂が本音で語ります!
発祥はイタリアの家庭料理
イタリアにあるピサの斜塔で有名なフィレンツェのあるトスカーナ州、このトスカーナ料理に塩気の効いた生ハムがあります。そしてトスカナカンタロープという赤肉メロンが露地栽培されています。塩気の効いた生ハムと、日本の品種ほど甘さくない品種のメロンはトスカーナの家庭料理だったのです!これは意外ではありませんか!?その発祥は日本ではなく、イタリア生まれの組み合わせだったんですね!
日本の生ハムメロンは相性が悪い!?
家庭料理として愛されてきた生ハムメロンですが、これをそのまま日本に当てはめて考えるとうまくいかない、というのが私の考えです。生ハムはメロンの青臭さを取り消し、塩気は甘みを引き出すものでなければいけません。また、メロンは甘すぎず生ハムの塩気を和らげるものがベストです!これはトスカーナ産の生ハムとメロン品種だったからこそ、相性が良いといえるでしょう!
しかし、日本の生ハムメロンは品種も味付けも違います。マスクメロンは糖度が高いし水分も多いですし、生ハムはトスカーナのものほど塩分が高くありませんので、お世辞にも相性がいいとは言えません!「日本ではメロンと生ハムは別に食べるのがいい!」というのが私、黒坂の考えです。私なら生ハムメロンが出されてしまったらハムとメロンを取り分けてそれぞれのおいしさを楽しむでしょうね!
いかがでしょうか?日本の寿司も海外では全然違うように、国が変われば食材も調理法も本場と異なるのが常なるものです。生ハムメロンもそれと同じです。
参考になれば幸いです。
<参考リンク>
マスクメロンの栽培法へのこだわり、特徴などの情報が満載です。ぜひご参考下さい。
<YouTube動画版はこちら>
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