こんにちは!肥後庵の黒坂です。
ギフトの受け取り上手の後編です(前編を見ていない方は前の記事をご覧ください)。ギフトは贈る人と、受け取る人の間で心のキャッチボールをしているようなものです。ギフトを贈ってくれた人に「プレゼントして本当に良かった!」と思ってもらえるような気持ちいい受け取り方ができれば、お互いにギフトを通じて心を通わせる素敵な時間になります。後編では具体的にどのように上手な受け取り方ができるのか?についてお話をしていきましょう!
「受け取る人が喜ぶ姿」がギフトを贈る人にとっての報酬
まずあなたに理解してもらいたいことは「ギフトを贈る人にとって最大の報酬は受け取る人が喜んでくれる」ということです。これは当たり前のことのようですが、意外に理解されていません!あなたはギフトを受け取った時に「こんな贈り物をしてくれて…申し訳ありません」と恐縮してしまった経験がありませんか?これでは贈り物をした人にとってはガッカリしてしまいます。「喜んでもらえると思って準備したのに、かえって気を使わせてしまったな」と、これじゃギフトを贈った人が悪いことをしてしまったかのような感覚になります。ですのでまずはギフトを贈る人は、渡した相手喜んでくれることを心から望んでいることを理解しましょう!
素直に喜び、嬉しさを表そう!
「人まで感情を表すなんてはしたない」と考える人は少なくありません。確かに公衆の場で怒ったり、泣いたりといったことは控えるのがマナーでしょう。でもギフトは人と人との心の交流、極めてプライベート性の高い行為です。そんな個人とのやり取りの間で素直に感情を出さないというなら、逆にどこで出すというのでしょうか?
うれしい、楽しいという気持ちをそのままを表情に出すんです!笑顔いっぱいで、嬉しさで思わず声のトーンが高くなっていいじゃないですか!心からの喜びの感情を素直に表現しましょう!
しっかりと自分の言葉で伝える!
心理学用語で「非言語コミュニケーション」というのですが、人は言葉にならない表情や雰囲気、仕草で相手の心を読み取る力を持っています。素直に感情を表すことで、ギフトを受け取った時の驚いた表情、そして嬉しそうな笑顔から、ギフトをもらって喜んでいることは明らかに伝わります。
しかし、そこまでできていたら後一歩ギフトの受け取り上手への道を踏み出しましょう!喜びを表情に出した上で更に「何がどう嬉しかったのかを自分の言葉で伝える」ということをして欲しいのです。具体的には「嬉しさの度合い」「嬉しい理由」という2つを話すと良いでしょう!
まず「嬉しさの度合い」というのはどのくらい嬉しいのか?という喜びの大きさのことです。
「嬉しい、ありがとう」
「ものすごく嬉しいよ、ありがとう!」
「今、心の底から嬉しさがこみ上げるようだよ、ありがとう」
ではそれぞれ伝わる度合いが違うと思いませんか?
そして更に重要なことは「嬉しい理由」を自分の言葉で伝えるということです。「嬉しさ」だけでは
「贈り物の中身が嬉しいのか?」
「贈り物を考えてくれた心遣いに対して嬉しいのか?」
もしくはそれ以外の理由なのかが分かりません。「これ前からずっと興味があったものなんだよ。自分が欲しいことがなぜ分かったの?いやあうれしいなあ!わざわざありがとう!」といえば贈り物が自分の求めているものだったことと、心遣いに感激していることが伝わります。
私の妻は妊娠中に友人から贈り物にお茶を受け取りました。妊娠中はカフェインの入ったお茶は控えるようにいわれていたのですが、そのお茶のパッケージには「妊婦が飲んでも影響がありません」と書いてあり、尚且つ妊婦に嬉しい栄養素が豊富に入ったものを探してプレゼントくれたんです。お茶をくれた友人には「素敵なプレゼントをありがとう!妊婦でも飲めるおいしいお茶をわざわざ探してくれた心遣いが本当にうれしいよ!」と伝えました。お茶を頂いて嬉しかったこと、妊婦でも飲めるお茶を探してくれた心遣いに感謝をしていることを話しました。贈り物をしてくれた友人からは「そんなに喜んでもらえてよかったよ」と気持ちのいい言葉を頂きました!
ギフトというのは贈り物をする人、受け取る人の両者が幸せになる素晴らしいものです。ぜひギフトの受け取り上手を目指して下さい!
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