こんにちは!肥後庵の黒坂です。
高齢者の方に喜ばれるギフトって難しいですよね。特に60-70代となると、それはもうたくさんのギフトを受け取っていますし、いいものは見慣れて目が肥えていることが多いものです。今回は、そんな60-70代の方にどうすれば心から喜ばれるギフトになるのか?をあなたにお伝えしたいと思います!
高齢者の立場を理解しよう!
まず、知っておきたいのは「高齢者の立場は若い世代と違う」ということです。生活がパッと明るくなるようなおしゃれなインテリア、派手な服などはおすすめできません。すでに愛着があって使っているものや好みが別れるので、やっぱり避けた方が無難です。また、高齢者の年代は必要な物はすでに買え揃えていることがほとんどです。インターネット上で行われた意識調査を見てみても、収納に困る後に残るものより「消え物ギフトが喜ばれる」という結果が出ていますね。
キーワードは「自分だけ、よりみんなで幸せに」
昔、車のTVCMの秀逸なキャッチコピーに「ものより思い出」というものがあります。私はこれは本当に的を得たキャッチコピーだと思っています。そしてこのキャッチコピーを高齢者世代への贈り物に当てはめて私が考えたオリジナルのキャッチコピーがあります。それは「自分だけより、みんなで幸せ」というものです。
高齢者世代の方にとって嬉しいことは、自分自身が何か物をもらったり、サービスを受けるというより「自分の大切に想う人と一緒に幸せな時間を過ごす」というものです。これまで人生経験を積んできた高齢者にとっては、何より一番大切に想うのは家族、そんな家族みんなで幸せに過ごす時間こそが本当に求めていることなんです!
「幸せ体験」という贈り物
形に残るものではなく、幸せな時間や体験になるギフトには何があるのでしょうか?一般的には楽しい旅行や豪華な外食です!最近はこうした体験型のギフトを目にする機会が増えてきましたね。
しかし、相手が60代~70代の高齢者世代だと体力的に遠出がしんどく感じたり、胃に重い食事はかえって負担になることがあります。そこで私がおすすめしたいのは「自宅での幸せ体験ギフト」です。どこよりもリラックスでき、体力的にも負担がない自宅で幸せな一日を楽しむ、という選択肢です。しかし日常を過ごす自宅で、どうすれば思い出に残る幸せ体験になるでしょうか?それは普段食べ慣れない、見慣れない、そして高齢者世代にも食べやすい上質な食品ギフトを家族みんなで食卓を囲みながら頂く時間です。「これおいしいね!」「柔らかくて食べやすい!」と言い合いながら楽しく食事をすることで、その時間はもう非日常の体験型ギフトになるのです。
参考になれば幸いです。
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