こんにちは!肥後庵の黒坂です。
出産直後に気分が高揚するといわれる産後ハイ。そりゃあ赤ちゃんが生まれたばかりで嬉しい気持ちはよく理解できます!出産内祝いは出産したお祝いに対してのお返しギフトなので、この産後ハイの状態でお品選びをしてしまうことで思いっきり空振りをしてしまうことがあるようです。
産後ハイで失敗した出産内祝いの例
気をつけたいのは「出産の嬉しさを他の人に押し付けない」ということです。「幸せの押し付けギフト」の典型例としては形に残る名入れギフトをプレゼントしてしまうことです!例えば赤ちゃんの写真をお皿やコップなどの食器に印字する名入れオリジナルグッズ、これって本来は自分たち夫婦の記念用に買うものを、他の人へプレゼントする出産内祝いギフトにしてしまっていますよね。
名入れギフトを出産内祝いで贈り物にしてしまうと、まず受け取った側は取り扱い困ります。自分のではない赤ちゃんの写真が入っている食器は使いにくいし、割れると縁起が悪い!かといって捨てるのも気が引けるし…。何かと気を使うばかりで嬉しいと思うことはありません!ですので出産記念品はあくまで自分用に留めておき、間違っても内祝いギフトにはしないようにしましょう!
実際、こうしたギフトを受け取った人の反応を見てみると冷ややかです。「幸せの押し付けに感じる」「お祝いの気持ちで贈り物をしたのに内祝いがこれならない方がマシ」というものです。関係にヒビが入らないよう、受け取った側の立場を想像するようにしましょうね!
名入れギフトは消え物なら喜ばれる!
「それじゃ名入れギフトは全くダメなのか?」というと実はそれではありません。うまくやればちゃんと喜ばれる贈り物になるんです!それは「消え物ギフトに名入れする」という贈り方です。
消え物ギフトに名入れがあっても、受け取った相手は取り扱いに困ることはありません。消え物ギフトというのは食べたり使ってなくなる食品ギフトなどです。例えばよく見かけるのはでケーキやカステラなどのお菓子に「出産内祝い 岳央」と赤ちゃんの名前が印字されているものです。食べてしまえばなくなってしまうものなので、置き場所や保管に困ることはありませんし、受け取った後も話題になることでしょう。「名入れギフト」とは後に残らず、消えてしまうものでいいんです!
いかがでしょうか?出産内祝いは出産直後で体力が戻っていなかったり、バタバタ忙しかったり気分が高揚していて、受け取る相手の立場で喜んでもらえるギフト選びが難しいものです。できれば出産前から贈り物をチェックしておきたいですね!
参考になれば幸いです。
<参考リンク>
出産祝いギフトマナーや手紙の文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
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