こんにちは!肥後庵の黒坂です。
秋の果物といえば「梨」ですよね!見た目はりんごに似ていますが、その果肉や香り、食感、糖度や酸味などはまったく違ったものです!そして日本には本当に多種多様のおいしい梨が存在します!
そんな梨の中でも他を圧倒し、「世界一おいしい!」と評判をほしいままにするのが「新高梨(にいたかなし)」という梨です。あなたは新高梨を食べたことがあるでしょうか?はっきり言ってそんじょそこらで販売されている一般流通品とはまったく異なるおいしさを誇ります!
今回はそんな新高梨の凄さに迫りたいと思います!
新高梨にはこんな由来がある!
新高梨という名前の由来は新潟県の「天の川」という品種と、高知県の「今村秋」という品種の交配で作られました!新潟県から「新」の一字を、高知県から「高」の一字をそれぞれとってくっつけたものが「新高梨」です!名前の由来はなんだかありきたりな気がしますが…私はなかなか響きの良い名前だな!と感じますね。
世界一おいしい新高梨は世界一高い梨!?
「世界で一番おいしい梨」と評される新高梨ですが、お値段も超一級です。都心の高級百貨店においてある新高梨だと1個1kgを超える大きさで値段も5,000円以上します!1個5,000円ってすごくないですか?普通の梨は200円台で変えてしまうので、その20倍以上の価格ということから、新高梨がいかに高級品であるか!を物語っていますよね!梨の価格データを分析してはいませんので断言は出来ませんが、おそらく新高梨は梨の中でも最も高価だと思いますね!「世界一おいしい梨は、世界一高い!」ということでしょう。
気になるお味は「極上」の一言!
天の川と、今村秋という品種をかけあわせて作られた新高梨の味ですが、それぞれの品種のいいとこ取りをしたもので和梨の中でも頭一つ抜きん出たおいしさです!天の川も今村秋もおいしい梨なのですが、そのおいしさのかけあわせが豪華で極上の味わい!これは新高梨ならではのものですよ!他の梨とは全然違ったおいしさがあります。
新高梨は非常にジューシーで糖度が高く、包丁を入れると「ジュワーッ」と果汁が染み出してくるほど。またその食感も言葉では形容しがたいもので、サクッともカリッとも違うまさに新高梨ならではの特有な食感です。1個1kgを超える大きな見た目からは想像できないほどフワッとした柔らかで心地いい食感は食べだしたら止まらない魔力を持っていますね!
一年の内、たった1ヶ月しかないおいしい旬のタイミング
新高梨に限らず、和梨はおいしい旬のタイミングはとても限られたものです。梨の中でも新高梨は特に短く、わずか1ヶ月間しかありません!このタイミングを食べ損なってしまうとどうなるか?その場合は来年1年間が経過するまでずっと待っていただくしかありません。
スイカやメロンなどはハウス栽培で年中おいしい品質のものを収穫できるようになりましたが、新高梨はそうではありません。IT技術が広がるにつれ、栽培技術や環境づくりなどのノウハウや経験は蓄積されていますが、今のところ新高梨を秋のおいしいシーズン以外に食べる方法がありません。それだけ繊細な果物で、一年間で1ヶ月間しか出せない新高梨の品質を限界まで高めるために生産者も必死においしい栽培を頑張っています。でも、1ヶ月間しか食べられないんです。この儚さ、繊細さがより新高梨の人気を上げていると考えますね!私も新高梨を食べずして秋の季節を過ごしてしまうということはありませんからね!
いかがでしょうか?新高梨は本当に魅力いっぱいで高級梨にふさわしい品質を持ったフルーツです。未体験の方はぜひ一度は体験してみてくださいね!本当に梨への見方が変わってしまう力を持っていますよ!
<参考リンク>
新高梨の栽培法へのこだわり、特徴などの情報が満載です。ぜひご参考下さい。
<YouTube動画版はこちら>
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