こんにちは!肥後庵の黒坂です。
あちこちのサイトでちょくちょく見られる「もらって嬉しいお歳暮ギフトランキング!」。「500人を対象にアンケート調査をしました!」「意識調査の結果はこちら!」といったデータを表やグラフにしたものをあなたも見たことがあると思います。
現代はいいことも悪いこともあっという間に広がってしまう情報社会です。こうしたアンケート調査のデータは決して模造ではなく、本当に調査をして出てきた結果なのでしょう。ですが、この結果を見て「ランキング上位の商品なら間違いなく喜ばれるはず!」ということで何も考えずにカタログギフトや商品券を買ってしまっていないでしょうか?
今回はこれまで誰もいってこなかった事を言います。それは「受け取って嬉しいギフトはアンケート結果やランキングの”外”にある」というお話です。
アンケート調査上位のギフトは実際に売れているわけではない
「もらって嬉しいお歳暮ギフト」でカタログギフトや商品券は人気商品とされています。確かにそうですね、色んなところで実施されている意識調査で毎回ランキングの上位に来ています。でもよーーーく考えてみてください。なぜカタログギフトや商品券が人気ランキングの上位に来ているのか?ということを。それは「自分が受け取って嬉しいギフト」の意識調査に回答している人は、実は自分が何を受け取ったら嬉しいのかが分からないで答えている事も多いのです。「カタログギフトや商品なら受け取った後でじっくり選べるし」という事で丸をつけていますが、実際にそれらを受け取って嬉しいかどうかというのは別の話です。
あなたが恋人からもらう誕生日プレゼント、「商品券やカタログギフト」か「夜景の見えるプライベート感のある静かなレストラン」のどちらが嬉しいでしょうか?答えを聞くまでもありません、ほとんどの人は後者でしょう。だって相手が自分の事を考えて静かに過ごせるレストランを選んでくれたわけですから、そこに込められた心遣いが嬉しいに決まっています。そして一生懸命探してくれたものですからその品質もきっとハイクォリティーで自分好みのものになるでしょう。でも商品券やカタログギフトを渡されたらどう感じるでしょうか?嫌な気分になる人はいないでしょうが、「欲しいものを自分で選べってこと?」とどこか寂しさを感じませんか?それに購入金額が相手にドストレートに伝わりますしね。少額のものを渡してしまうとかえってマイナスの印象すら与えてしまいかねません。これはお歳暮ギフトでも同じです。やっぱり相手が自分の事を考えて選んでくれたものが一番うれしいに決まっています。
そしてお歳暮ギフトで実際に売れているものを見てみて下さい。それは商品券やカタログギフトではなく、家族で食べられる海鮮とか、フルーツギフトとか、洋菓子詰め合わせです。「意識調査の結果と実際に売れているものは違う」ということです。ここでは具体的な社名などは出せませんが…カタログギフト会社の意識調査ではもらって嬉しいお歳暮ギフトは「1位カタログギフト、2位商品券」となっていましたが、同じ年に大手百貨店が出している売れ筋お歳暮ギフトランキングは「海鮮、お肉、お菓子、フルーツ、お酒」といった結果となっています。全然違いますよね?
「お歳暮ギフトにもらって嬉しいギフトランキング!」と題したアンケート調査を見ても、あなたのお歳暮ギフト選びには参考にならない事がお分かりいただけたでしょうか?
喜ばれるためにはあなたがギフト上手になるしかありません!
世の中は色んな情報で溢れかえっていて「20代女性へのオススメギフト」とか「会社の上司に人気がある贈り物特集」とかおすすめ情報が出ていますが、やっぱりどれを見ても本当に喜ばれるのかは疑問符がつくものが少なくありませんね!
こうした情報をみて何も考えずに人気ランキングの上位の物を選んでもうまくいきません。そうではなく、本当に喜ばれるギフト選びは?心を伝えるには?というノウハウを学び、あなた自身が喜ばれる贈り物選びの達人になることが唯一の道です。ぜひご参考下さいね!
コメントを残す