はじめまして!ボクは超プレミアム、高級贈答塩トマトです!で塩トマトについてご紹介しました。塩トマトはその名前に反してとっても甘く、フルーツトマトとはまた違ったおいしいトマトです。また、日本広しといえどもブランドとして販売されている地域は熊本県八代地域で、極端に産地が限定されている超プレミアムトマト!
そんな塩トマトの気になる「味」についてご紹介しましょう!
塩トマトは元々規格外品のダメトマト扱いだった
フルーツが売り買いされる市場では色んな要素で金額が決まります。見た目のきれいさや皮の中の出来栄えまでも見定めて値段がついていきます。その内の重要な要素に「大きさ」があげられます。そう!果物は基本的に大きいものが高値で取引されます。トマトもできるだけ大きく育てた方が高値で売れるので、生産者も水分をたっぷり含んだジューシーなトマトを作ろうと頑張るわけです。
ところが塩トマトを手にとってみるととっても小ぶり。なぜかというと塩トマトは土壌の塩分によって水分をたくさん吸い上げることができないので小さい出来栄えになるわけです。塩トマトは熊本県八代市の海岸の塩分濃度が高い畑で作られていますが、どれも小ぶり。そうなると高値で売れないので最初は廃棄していたり、規格外品として安値でたたき売りされていました!
でもそんな小さい塩トマトを食べた地元の熊本人はびっくり!甘くてほっぺたが落ちるほどおいしいではありませんか!こうして地元で一気に火が付き、「塩トマト」というネーミングで一躍高級贈答用トマトとして返り咲いたわけです。
八代の海岸の畑で栽培していた農家の人もびっくりですよね!だってこれまで育てても大きくならず、安く販売していた劣等生だと思っていたトマトが実は黄金を生み出す超優等生だったのですから。まるで学校ではできの悪い生徒だと思っていたのに、実は大天才だったエジソンのようですね!(褒めすぎ? 笑)
初めて塩トマトを食べた時の衝撃「え!?うそ!コレトマト!?」
そんな塩トマトはご紹介した通り、ノーマルトマトよりも水分が少ない小ぶりのトマトです。私は嘘をつきたくないので「奥様~!見てくださいっ!包丁を入れるとほら!ジュワーッと染みだす果汁が…」みたいな事実と違ったコメントはできません(笑)。包丁を入れるとむしろ「うわ~」みたいな歓声はあがらず、私の場合は「お、おう。これが塩トマトか。果肉はみっちりと詰まっていて、なんだか見た目は普通のトマトっぽいぞ…」という若干動揺してしまいましたね。
そしておそるおそるひとくち食べてみたんですよ。そうしたらすごかった。「ちょ!!なにこれめっちゃおいしい!!なんでこんなに甘いの!?これ本当にトマトなのか?トマトの形をしたグミじゃないのか!?」と大騒ぎをしてしまいました(笑)。もうね、フルーツトマトと全然違います。もちろんフルーツトマトも濃厚な甘さでとてもおいしいんですけど、塩トマトはまた違ったおいしさですね!トマト本来とはまた違った甘さが添加されているというか…まあ実際、天然のミネラルが豊富に含まれていることで甘さを感じるようになっているので、それは当然の感覚かもしれませんが…。
何もつけずに丸かじりしてください!
塩トマトのおいしい食べ方、それはズバリ丸かじりしてください!ドレッシングをかけたり、塩を振ったりする必要はまったくありません。必要な工程は「水で洗う→ガブリ」でOK!本当に簡単です。小ぶりのトマトなので包丁を用意して小さくカット、なんてことすら不要です。
考えてみたら生食する食材で味付けせずに食べられるものってほとんどないと思うんですよ。ユッケや馬刺し、お刺身に何もつけずに食べる人はいませんし、きゅうりや人参などのお野菜も普通はドレッシングをかけて食べます。でもこの塩トマトにそんな装飾はむしろ無粋といえるでしょう!なんたって大きさとジューシーさを犠牲にしてまでも濃厚で甘い甘い仕上がりになっているのですから、何もつけずにぜひそのまま食べてください!
塩トマトはそれまであなたが持っていた「トマトはこんな味」という概念を台風の日の傘のように遥か彼方へ吹き飛ばしてしまう力を持っています。それくらい強いインパクトと、ネーミングと異なる甘さに驚かれることでしょう。未体験の方はぜひ一度だけでも試してその衝撃を味わってもらいたいと思います!
<参考リンク>
塩トマトの栽培法へのこだわり、特徴などの情報が満載です。ぜひご参考下さい。
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