激突!塩トマトVSフルーツトマトの勝負の行方は!?

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
この肥後庵のサイトに「塩トマト フルーツトマト 違い」というキーワードでたどり着いたあなた、ありがとうございます、この記事ではその答えを用意しています。

その甘さはメロン並!?フルーツトマトの脅威の果物感

はじめまして!ボクは超プレミアム、高級贈答塩トマトです!

塩トマトって本当においしい?味が気になる方のためにぶっちゃけます!

「小さいことはいいことだ!」これ、トマト界のキャッチコピーです

これまで塩トマト、フルーツトマトの魅力をたっぷりとご紹介してきましたが、「それぞれ違ったおいしさがあるのはよくわかったよ!んで結局どっちがおいしいのよ!」という疑問が湧いてきたのではないでしょうか。今回はその疑問を解消するために答えを用意いたしました。ぜひ最後までご覧ください。

 

実は…塩トマト・フルーツトマトは品種名ではありません!

まず誤解のないようにいっておくと塩トマト、フルーツトマトというのは品種の名前ではありません!正しくは栽培方法の違いによるものです!

フルーツトマトは極限まで水をやらずにトマト本来の甘さを濃縮して作ったもので、塩トマトは塩分濃度が濃い熊本県八代市の海岸の畑で育てたトマト、と作り方が全然違います。

この写真は大きさ比較のために私が自分で撮影したものです(無断転載しないでね)。左の大きいのが塩トマト、右の小さい3つ並んでいるトマトがフルーツトマトです。例えば写真に写っている塩トマトを普通の畑で水やりを制限して育てたらフルーツトマトになるわけです!まずはこの名前の違いを理解してくださいね!

 

甘いのはどっちだ?激戦!糖度対決!!

最近のトマトのトレンドといえばズバリ「甘さ」にあるでしょう。「へー、これおいしいトマトなのね。んで?ところで糖度はいくつなのかしら?」みたいに差し出されたトマトに対してまず糖度は?と問いたくなる、そんな風潮があるように思えます。

実は果物は糖度センサーを使うことで、甘さを数値化することができます。「糖度数が大きい=甘い」という図式がなりたちます。まるでドラゴンボールのスカウターのようですね。これはとってもわかりやすい指標です!

まず普通にスーパーで売られているノーマルトマト、こちらは糖度がだいたい4-5度くらいといわれています。そして次にミニトマトを見てみましょう!こっちは6-7度くらいです。うーん、やっぱりノーマルトマトよりも甘さがありますね~。一般的にトマトは小さいほうが甘さがあるので、ミニトマトの甘さは頷けるものがあります。

それではいよいよフルーツトマトV.S.塩トマトの対決を見てみましょう!フルーツトマトの糖度はズバリ、8度以上です!これはスゴイ…!数字だけ見ると4とか8といった小さい数の競争に見えますが、フルーツトマトの糖度はノーマルトマトの「2倍以上」ですからね、「2倍以上!」。料理でも隠し味にお砂糖を2倍入れたらどうなりますか?隠し味といっておきながらもはや隠しようがない強烈な甘さになりますよね(笑)。そう考えるとフルーツトマトの甘さがよく分かります!

さてそして真打ち登場、塩トマトはというとっ…!8度以上です!…アレっ?フルーツトマトと同じ?これだけ引っ張っておいて同じ!?って思いましたよね?すいません、本当です。糖度という数字だけをみると塩トマトもフルーツトマトも実はあまり変わりません。

数字だけを見ると糖度の力量はほぼ互角という結果になりました!

 

ぶっちゃけ、おいしいのどっち?本音が知りたい!おいしさ対決!!

実はフルーツの甘さって実は糖度だけでは決まらないんですよ。これは意外と知られていないことですが、糖度がうんぬんというより人がどう甘く感じるか?ということが重要だったりします。例えばいちごの糖度はだいたい8度で、レモンは7度くらいです。こういうと「え?レモンに甘さなんて感じないけど?」とそう思いますよね?そのようなあなたの考えは実によく理解できます。ですが決して数字を改ざんしているわけではなく、レモンには甘さ以上に酸度が高いので甘さをあまり感じられない、ということなんです。そう考えると「果物の糖度=甘さを感じる」と単純比較は難しいんですよね。トマトには酸度もあるので「うちのは糖度が高いよ!」として売られているものも食べてみると酸っぱさがあって、意外と甘く感じないというのもありますので。

結論的には塩トマトもフルーツトマトもおいしさの種類が違うから、どちらが絶対的においしい!甘い!ということはありませんでした。フルーツトマトと塩トマトでは甘さの出し方が全然違うので、両者の甘さの違いを楽しむ!というものだと私は思いますね。 ですのでご自身の舌で実際に食べて味わって見極めてください。

いかがでしょうか?塩トマトとフルーツトマトは「甘いトマト」という同じカテゴリでくくられていてよく分からない、という疑問を少しは解消できたでしょうか?参考になれば幸いです。

<参考リンク>

フルーツトマト・塩トマトの栽培法へのこだわり、特徴などの情報が満載です。ぜひご参考下さい。

肥後庵公式サイト フルーツトマト・塩トマト詰め合わせ特集ページ


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