甘いか?それとも死か?フルーツトマト生産者の甘くない栽培事情

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
私は過去の経営、投資、教育といった分野で自らの手で人生を切り開き、偉業を残した方々の影響を強く受けています。そうした人たちを実の父のように敬い、尊敬しています。

あなたにも人生で尊敬し「かなわないなあ」という方がきっといるでしょう。その相手は経営者や両親など色んな答えが返ってくるかもしれませんね。私は人の尊敬する人物話を聞くのがとても好きなので、いつかあなたの話も聞かせてくださいね!

さて、そんな私が尊敬する人物の中に「フルーツトマト生産者」があります。直接生産者の方から話を聞いたり、情報を調べていく中で「すごいなあ」と思ったエピソードがいくつもあります。でも世の中の多くの人はほとんどその事実を知ることはないでしょう。今回、私がする話を聞いて頂ければ今後、あなたがフルーツトマトをよりおいしく、尊く感じられるかもしれません。

 

トマトを甘くする超シンプルな方法

フルーツトマトというのは品種の名前ではなく、トマトをフルーツのようにあま~く育てる生産方法のことです。その作り方は超シンプル!ズバリ、「トマトをいじめる」というものです。

「いじめる」なんて書くとSとMの世界か、はたまた「食べ物を粗末にするな!」と叱られてしまいそうですがまあ最後まで聞いてください。トマトはストレスを感じると甘さを蓄える、という性質があります。人間にストレスを与える方法はいくつも種類があり、例えば私にストレスを与えるには空腹にするか、うるさく騒がしい場所へ連れていく事で実現できますが、トマトは「水分を抑える」ことでストレスを感じるようになっています。そりゃあそうですよね?果物にとっては水は命そのもの!これを絶たれたらもう枯れるしか道は残っていません。それが与えられないというのはとてもストレスを感じるに違いないでしょう。水に恵まれた私達日本人からすると水が飲めないなんてストレスはもはやまったく想像できない世界ですが、これをトマトにするわけです。

トマトに水やりを制限するとグッと甘くなります。これにはきちんと科学的根拠がありますが、簡単にいうと水不足になるとデンプンを分解して甘さを感じる糖分を溜め込むためといわれています。

 

原理は簡単、やるのは至難の業!

 

「トマトを甘くするなら水不足にしましょう」小学生でも理解できる超シンプルなやり方です。でもこれを実現するとなると話はまったく別で、トマトについて熟知しているプロの生産者でも難しいです。

トマトがどのくらいで水不足と感じるか?
雨量を考慮するといつどのくらい水をやるべきか?
土壌に溜め込んだ水分は?

といった非常に多面的な要素を考慮しながら育てなければいけないからです。機械的に「何ccやればいい」みたいに簡単にはいきません。ヘタすると水不足で普通に枯れます。トマトの生産者にとっての収入源はトマトですので、枯れさせてしまうとお金が入ってこなくなります。手間ひまや天候にも左右される果物栽培でイチかバチか甘く、おいしくするためにトマトを水不足にするというのはも栽培技術や長年の経験も去ることながら、何より強い精神状態が必要です。

世の中、自分の生活がかかっている状態でイチかバチかの勝負に出られる人なんてほとんどいません。私もサラリーマンのキャリアを捨て、ネットショップ肥後庵を立ち上げるまでには一年以上色々と悩んでいましたからね(笑)。転職をして他の会社に移る、というだけでもすごいプレッシャーを感じる人がほとんどだと思います。それを考えるとフルーツトマトを作る生産者って本当にスゴイと思います。普通にトマトを育てて普通に卸すのではなく、枯れるか?甘くておいしくなるか?の瀬戸際で、持ち前の経験や技術を注ぎ込んで一つ一つ丁寧に作る…。当然手間ひまがかかるということは大量生産もできませんので、手塩にかけたトマトが枯れたらそこで終わりです。

そんなプレッシャーの中でおいしいトマトを作り続けるということは、私にはできそうにありません。今回はフルーツトマトを例に上げましたが、基本的においしいフルーツを生産する人たちは皆、似たようなプレッシャーに置かれていると思います。本当にスゴイなあといつも思わされ、もっと世の中の人に知ってもらいたいなあとも思います!

あなたも今後、フルーツトマトを見かけたらぜひ手にとってじっくり見てください。そして「このフルーツトマトは命をかけて生き抜いたなんだなあ」と感慨深く味わってみてください。きっとこれまで以上においしく感じると思いますよ!参考になれば幸いです。

<参考リンク>

フルーツトマトの栽培法へのこだわり、特徴などの情報が満載です。ぜひご参考下さい。

肥後庵公式サイト フルーツトマト特集ページ


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