こんにちは!肥後庵の黒坂です。
世の中には「自分が感じていること」と「他人が感じていること」の感覚は全然違うということがよくあります。
私が日々、仕事、育児、家事、趣味などについて他の人から
「大変そうだね」
「大丈夫?」
など心配して声をかけられます。自分では毎日色んなことをして楽しく過ごしているのですが、それが他の人から見ると大変そうにみえているみたいです。
例えば私は一人で仕事をしていると時々居眠りをしています。毎日朝5時から起きて活動をしているのですが、仕事で記事を書いていたり、アイデアを考えている内にうつらうつらとしていつの間にか椅子に座ったまま寝ていることも。この間も奥さんから「大丈夫!?働きすぎじゃないの?」と言われて「え?そんなことないけどちょっと眠くなっただけだよ」と答えたことがありました。
その他にも子供を児童館に連れて行ったり、料理を作った話をすると「大変だね!よく頑張るね!」といわれます。育児も料理も好きですし、奥さんに喜んでもらいたくてやっています。歯を食いしばって、とか頑張っている感覚は全くありません。
これはもちろんギフトについても同じことがいえます。ギフトの世界でも「贈る側」「受け取る側」ではその感覚に大きな違いがあります。あなたにもきっと経験があると思うんですよね。何気なくプレゼントしたものを、受け取った相手が意外なほど喜んでくれたというような体験を。
さすが松下幸之助さんはいいことをいう!「ありがとう」の言葉の重さ
「「ありがとう」と言う方は、何気なくても、言われる方はうれしい」と、パナソニックの創業者の松下幸之助さんはいっています。
あなたは一日何回くらい「ありがとう」をいっていますか?3回?10回?20回?いやいや50回??人によってずいぶんと差が出てくることでしょう。「ありがとう」という感謝の言葉は一般的には大人になるとどんどん言う回数が減ってくると思うんですよね。夫婦生活や仕事関係の付き合いが長くなると
「やってもらって当たり前」
「言わなくても分かるでしょ」
といった相手への期待値がどんどん大きくなってきます。そしてありがとうという感謝の言葉を交わす回数が減って来るなと感じています。でも私は大事にしたいと思っているんですよね。この「ありがとう」という言葉を。なぜかって私は知っているんですよ。言われる側は感謝の言葉は何回言われても嬉しいものだということを。お礼を言われる側は「このくらいでいちいちお礼なんて言わなくていいよ!」なんて思いません。やっぱり何回言われても「ありがとう」は嬉しいと感じるものなんです。ね?これを読んでいるあなたもそう思いますよね?
ありがとうを言われる側は何度言われても嬉しいもの、どんな小さい事に感謝の気持ちを出してもらっても嬉しいのです。それなのに、してもらう側はどんどん慣れて言わなくなってくる、両者の感覚の違いがどんどん広がってしまう前にいま一度「いつもありがとう」をいってみませんか?意識しないと無意識にスキップしてしまうクセがついてしまいますよ!
何気ないその贈り物が、受け取る方には大きな出来事
これは贈り物をする場面でも全く同じことが言えるんですよ。贈り物をする側は
「前回も送ったよね、今回はいいかな」
「以前それほど喜んでもらえなかったし」
「お返しが大したことがなかったから」
と最初は贈っていたギフトがどんどん数が減っていきます。誕生日プレゼント、出産祝い、バレンタインデーギフト、それにお中元やお歳暮…どうでしょうか?あなたにもギクッ!と思い当たる節がありましたよね?
でも、贈り物を受け取る側はそうではないんですよ。マンネリ化してるよね!?と思っているのは贈り物をする側の心の中だけで思っていること。しかし、多くの場合は贈る側がそう思っていても、実際にそれを受け取る側は嬉しいと感じるものなんですよ!
贈り物に心が感じられるか?
毎年プレゼントをしているし、とかあんまり嬉しそうな顔をしていないと思うならばこれまでの贈り物を振り返ってみましょう。
人は感謝される事に喜びを感じるもので、それは何回体験しても嬉しいと思うものです。あなたもそう思いますよね?で、贈り物をしても喜んでいないように感じるならばあなたのその贈り物に感謝の気持ちが感じられるものになっているか?ということを振り返ってもらいたいのです。
一番確実なのはいつも私が言っている通り、ギフトにメッセージをつけること。
「いつも助けてくれてありがとう」
「自分を信じてくれて感謝しています」
といったメッセージをつけてください。そういっても多くの人は私の言葉の意味は分かっていても実行しません。
「いやいやそんなありきたりの事を書いてもな」
「面倒くさいし」
と思うでしょうか?でもそれは最初にお話した通り、受け取る側はあなたが想像もしないほど嬉しく思えるんですよ!嬉しくて何度も何度も読み返したり、あなたがすっかり忘れてしまう頃になって「あの時はありがとうね!うれしかったよ」など思いがけない感謝返しに驚いたり…。「ギフトを贈る側には想像もしないほど、受け取る側は嬉しいもの」この言葉を忘れないでください。
「どうしようかな~?」迷ったら贈りましょう!
贈り物で迷うことってありますよね?
「失礼があってはいけないしな」
「作法に自信がない」
「この人と今後も関係が続くか分からない」
色んな考えが浮かんでは消えていきます。私からあなたにいいたいこと、それはどうしようかな~と迷ったら贈りましょう!贈ってしまいましょうよ!!その迷っている贈り物をエイヤ!とすることで、あなたが想像もしないほど喜んだ相手の顔が見られるかもしれません。ぜひ今回の話を思い出し、贈り物をするようにしてくださいね!
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