「いいものを安く」という誤解。買っていい・悪い訳アリ品

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
先日、当店のフルーツギフトをお買い求め頂いたお客様からこんな話を聞きました。「他のショップで自宅用に訳アリのみかんを買ったけれどもひどかった!しなびて傷んでいたみかんが多かった!外皮は普通に見えたみかんも、食べると歯がギシギシするほどの酸味。もう訳アリ品は絶対に買わない!」ということでした。

ショップ名を言われていたので早速調べてみると…確かにこれはひどいですね!そのショップの訳アリ品の値段は当店の半額ほどと安いですが、レビューの半分近くがクレームの嵐!クレームの多くは「訳アリ品という点を差し引いてもありえない品質!二度と買わない!!」と憤慨するものばかりでした。

 

訳アリ品で買っていいもの、悪いもの

あなたは訳アリ品を買ったことがありますか?訳アリ品は近所のスーパーやネットショップなどあちこちで目にするワードですよね!あなたは訳アリ品と聞くと、「鮮度はちょっと落ちるけど、値段が30-50%引きなのでお得!」というイメージを持っているかと思います。

もちろん私も訳アリ品を買うことがあります。でも「これは買う、これは絶対に買わない」という具合に訳アリ品に対して明確な線引をしています。そう、値引率が高い訳アリ品ですが、何でもかんでも「お得」とは全然思わないんですよね!

訳アリ品でもOKなものでいえば、もともと日持ちのする加工品があげられます。お菓子とか缶詰といった加工食品の場合だと

「賞味期限が近い」
「在庫を処分してしまいたい」

というお店の事情があって、それほど味や品質の低下がなく、安い訳アリ品で買うことができる場合が多いです。これは問題はあまりないと思うんですよね!仕入れたけど売れなかったとか、賞味期限が近いからとか、決算前で売上を作りたい、という理由に味や品質は関係がありません。私はつい先日、インスタントコーヒーに30%OFFシールが貼られているものを買いましたが、味はまったく問題なし!でした。

ところが同じ訳アリ品でも「生鮮食品の訳アリ品は絶対にNG!」と私は考えています。いいですか?加工食品と生鮮食品は同じ「訳アリ品」でもその品質はまったく違ってきますからね!私はどれだけ値引率が高いものでも、生鮮食品の訳アリ品は絶対に買いませんね。むしろ「30%OFF」のシールの上に「半額」のシールが貼り直されているものなどは余計に買いたいと思いません。

「生鮮食品」という漢字を見てみてください。これは「新鮮な生の食品」ということじゃないですか?つまり、生鮮食品のおいしさとは「鮮度」に直結しているわけです。

「賞味期限が近いけどおいしいよ!」

と差し出されたお菓子を気にせずに食べる人は多いでしょう。でも

「これ古くなったんだけど食べる?」

と言われて刺し身を出されて

「いいよいいよ!気にしないよ!」

という人は誰もいないと思うんですよ。あなたも絶対に

「鮮度の落ちた刺し身なんて嫌だ」

と思うでしょう?事実、古い刺し身は新しいのに比べてハッキリのその違いを感じ取ることができると思います。

私が今話した内容に

「当たり前でしょ!?そんなの常識!!」

とあなたは思われたと思います。でも不思議なことにネットショップで果物を買う時だと、なぜか喜んで訳アリ品を求めていませんか?オンラインの買い物だと商品を手にとって見ることができず、果物は外皮に包まれているのでどこか「訳アリ品といっても大丈夫だろう」と思ってしまうでしょう。

でもハッキリいって肉や魚と果物は一緒です!古いフルーツがおいしいワケがないんですよ。

「おいしいフルーツを食べて幸せになりたい!」

と心では思っているのに、値段の安さだけに飛びついておいしくないものを食べるのは貴重なお金を出している意味が薄いと思うんですよね。

 

形や大きさが不揃いで訳アリは?→味や品質が異なります

  

鮮度が命の生鮮食品である果物の訳アリ品にこんなものを見たことがないでしょうか?

「大きさや形が不揃いのため訳アリ品としています。味や品質、鮮度はそのまま!」

というものを。贈答用フルーツはきれいに粒が揃っていることで、高級感が出るものです。あなたも実際に見たことがあるかもしれませんが、大きさがバラバラだったり、歪んだ形のものを贈答用の規格外として、訳アリ品に並ぶことがあります。

「大きさや形が違うだけで品質や味、鮮度はそのまま」と書いてあるので、「これなら安心!」と買いたくなると思うのですが、これをうのみにしてしまうのはちょっと待って下さい。確かに変わらないもの”も”あります。というのも、例えばトマトなんかだと小さいものの方がおいしいことが多いですね。フルーツトマトや塩トマトはその糖度の高さをうりにしているわけですが、トマトに極力水分を与えないようにすることで、甘さやおいしさをその果実に溜め込むので、「小さい=甘くて味が濃厚」という傾向があります。また、みかんなども巨大なものより小粒の方がおいしいのが一般的ですね。ですので大きさで味が変わってくるものもあるわけです。

また、

「形はいびつだけどおいしいよ!」

というのもダウトですね。というのも、贈答用にするために生産されたフルーツは、生産者の方が本当に手間ひまかけて丁寧に、大事に作っているので、歪な形になることがほとんどありません。特に業者と契約している農家は高品質のものを作って、できるだけ高値で買ってもらいたいと思うのが普通ですからね。ですので歪んだものは贈答用に作られていないフルーツであることが多く、やっぱり品質もそこまでではない事が多いです。

「形や大きさが違っても味は変わらないからお得!」と思っていませんか?形や大きさで「味」「おいしさ」は変わることがありますので要チェックですよ!

 

色にばらつきがある訳アリ品は?→こっちはOK!


さて、色むらが出てしまう訳アリ品はどうでしょうか?

色ムラが出てしまうと見た目の美しさが損なわれるため、やはり贈答用として規格外になることが多いです。気になるのはその味や品質が気になりますよね?

これはフルーツの種類にもよりますが…色ムラが出てしまうのは、日当たりが原因であることが多いですね。リンゴや桃は日焼けしないように袋をかぶせることがあります。果物の種類にもよるのですが、ぶっちゃけ色ムラがあるから味が違うということはそこまで大きな違いにはなりません。

ですので「色ムラのあるものも混じっているから訳アリ」となっているなら、そこまで心配はないでしょう。

 

訳アリ品にはリスクがある

この間偶然見かけたのですが、ショップにおいてあるほとんどの商品が「訳アリ品」と書いてあるんですよ。

私が商品を販売する業者の立場ですので、いくらなんでもこの「訳アリオンリー店」には違和感を覚えました。というのも、今や農家も大量生産より高値がつけられる品質のいいものを頑張って作ろうとしています。そんな状況ですので訳アリ品が毎日毎日あちこちで大量に出るのは不自然なわけです。

私の知り合いの業者は「普通のものも訳アリ品として出している」といっていました。そうでないと買ってもらえず、仕方がないとこぼしていましたね。せんべい業者では、わざと作ったせんべいを割って「訳アリこわれせんべい」として売っているところもあるとか…。

あなたが買っているネットショップの訳アリ品の実態は、ぶっちゃけ買うまで分からないことが多いです。最初にお話した訳アリみかんの件も、そのショップ自体は見た目は非常にきれいなデザインで、商品写真もとてもおいしそうでした。ですが、届いた商品の実態たるや惨憺たるものだったわけです。

「訳アリ品にはリスクがある」この当たり前すぎる事実をしっかりと理解して下さいね!「良いものが安く買える」というのは生鮮食品ではほとんどありません。ですので、間違っても大切な方の贈答用などにはしないようにして下さいね!!


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