ゲストをないがしろにする結婚式が絶えないのは「おもてなし」を理解していないから

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
私は2013年に結婚式を挙げました。あれからもう4年近くが経過しましたが、今でも時々当時の動画や写真を見返して

「ああ、良かったなあ」

と思い出にひたることがあります。

さて、結婚式は「人生の3大イベント」の一つであり、その中で唯一記憶に残るイベントと言われています。

「ん?どゆこと!?そもそも人生の3大イベントってなに??」

と思われたあなた。ほら、あるじゃないですか!?あなたが多くの人に囲まれて、自分が主役になるイベントが。それは「出産・結婚・葬式」です。理想的なあり方としては

出産…自分は泣いて周囲は笑っている。
葬式…自分は笑って、周囲は泣いている。
結婚…自分も周囲も笑っている。

と言われています(あえて言わせてもらうと、周囲が笑顔で送り出す葬式が望ましいと思うのですが)。

この3大イベントの内、「出産」と「葬式」はまったく記憶にありませんよね?(「あるよ」という人は単なるウソつきか、もしくは世界仰天ニュースに出演するべき特別な人です)しかし、結婚式だけは違います。結婚式は自分が主役になる「記憶に残る人生唯一の大イベント」というわけです!

そんな結婚式については、これだけ情報がたくさん行き交う現在でも「ホストもゲストもみんなが最高の満足度のまま終える」というのはかなり難しいと思います。世の中の多くのパターンは

「ホストが自分たちの式をこなすのに精一杯で、なかなかゲストにまで気が回らない」

というものでしょう。いやいや、これならまだかわいいもので、ひどいパターンだと

「ゲストへの料理を安く済ませてご祝儀で黒字にしたい」
「自分たちの写真が印字されたお皿を引出物にする」

といったゲストを完全放置して、新郎新婦の二人だけが盛り上がっているというものもあります(私自身が過去に一度ひどい式を経験しました)。

まあほとんどの人は良い式にしたいと思いつつも、振り返ると色んな場面でゲストへの気遣いが出来ていないなど反省することが多いと思います。世間的にも

「よい結婚式は難しい」

と言われるものですが、その理由には大きく3つあります。それは

1.「結婚式はやり直しが出来ないので1発勝負になる」
2.「自分自身をうまくプロデュースする」ということを人生の中で経験しておらず、ゲストにとってまったく伝わらない自己表現(自己満足の引出物や、よく分からない余興等が好例)に走ってしまう」

そして最大の理由が

3.「おもてなしを正しく理解していない」

というものです。今回は私が自ら体験した式で、ゲストに喜ばれたポイントについてシェアさせて頂きます。これから式をあげる方に少しでも参考に、役に立てばと思い書かせて頂きました!

 

ゲストがいて初めてホストが成り立つ

最初にあなたにしっかり理解頂きたいポイント、それはなんといっても

「ゲストには徹頭徹尾、おもてなしの心でお迎えすること」

というものです!

「いやいや、自分たちの結婚式なのだから好きなようにやらせてくれよ」

という前に、そもそもあなたは何のために結婚式をするのかを考えてみてください。

「自分の晴れ姿を見てもらいたい」
「両親に喜んでもらいたいから」
「やっぱり人生最大のイベントだから!」

とこのような考えがあるわけですよね?もちろんすべて正しいでしょう!しかし、これらすべてに共通しているのは「ゲストが喜んでくれること」という前提があって、初めて成り立つものだということにお気づきでしょうか?

自分の晴れ姿をみてもらう→ゲストが心から喜んでくれ、満面の笑みでお祝いしてもらうことで成り立つ。

という具合に。つまり、人生最大のイベントを謳歌するにはゲストの祝福なしでは実現しえないというわけです。結婚式の主役は新郎新婦である自分たちである前に、ゲストあってのもの。簡単にいえば「ゲストがいる→自分たちは新郎新婦という主役になる」というわけです。

結婚式は例えるならば「ホスト、ゲストなど参加者全員で作り上げるドラマ」のようなもの。ホストもゲストも、演じる役割が違うだけで、ひとつのドラマを作り上げる「舞台の役者」という点では同じです。それを主役級の人だけがキラキラしていて、脇役をなおざりにしてはいいドラマにはならないというものです。

結論的には「結婚式に来て頂くゲストを満足させてこそ、自分たちが光り輝く新郎新婦になれる」という発想を忘れないようにしましょう!自分たちの式を思い出に残る満足のいくものにするためにも、来て頂いた方に喜んでもらうために精一杯のおもてなしの心でお出迎えすることが重要です。

 

意外と理解されていない「おもてなし」の意味合い

「おもてなし」というと私達日本人が生まれながらに持っていて、「出来て当たり前」と考えがちですが、本当のおもてなしは意外なほど出来ていないんですよ!

「親切の押し付け=おもてなし」と思い込んでいる人は意外とたくさんいるものです。私は会社員をしていた頃、そのことを接待や飲み会で感じました。私が勤めていた会社は規模が大きかったというのもあり、取引先から接待を受けることがあったんですよ。その時にくっきりと明暗が分かれていましたね。ある会社がやたらとヨイショするわけです。毎回接待の時に自社商品を詰めた手土産を頂くのですが、必ず会社の新商品のパンフレットやサンプルが入っていました。笑顔でお酒を注いでくれましたがそこには

「これだけ色々と親切をしているのだから次回も注文してくれよ」

という押し付けを感じましたね。あらゆる過剰な心遣いが猛烈なセールスに感じてしまい、気持ちよくありませんでした。

そうした経験が多い中、反面そうではないうれしい体験もたくさんありました。私は社内イベントの企画をすることがあったのですが、お願いしていたとあるイベント会社から本当に親切にしてもらいました。社内イベントを成功させるために色んな情報をくれただけでなく、

「これをやれば喜ばれると思いますよ」

と丁寧に教えてくれたり、喜ばれたイベント事例の雑誌の切り抜きを送ってくれたり…。下心なく御社の社内イベントを成功させたい!という熱い気持ちが伝わってきてとても嬉しかったですね!社内イベント当日は万が一のトラブルを考えてスタンバイしてくれ、写真撮影役を買って出たりセッティングを手伝ってくれて感激したことを覚えています。

 

おもてなしは「相手」に主体を置くこと

見返りを求める接待と、イベント会社の話は何が違うか分かるでしょうか?それは心遣いの主体が「自分側にあるのか?相手側になるのか?」というものです。

押し付ける親切の主体は「自分」側にあります。先に話した接待でいえば

「次の受注につなげたい!」

という自分主体の気持ちで接待されているのを感じ、そこにおもてなしの気持ちはありませんでした。とにかく「次も契約が欲しい!売上につなげたい!」という気持ちでガンガンプッシュされるもので、これは自分が主体になっていますよね?相手が見ているのはあくまで「お金」であり、これはおもてなしとはいえないと思います。

反面、おもてなしや心遣いというのは「相手」が主役です。先ほどのイベント会社も

「御社のイベントを成功させたい」
「相手に喜ばれるために自分たちは存在している!」

という熱い想いを感じましたね。

結婚式でもそれは同じことです。

「引出物を安く済ませたい!」
「自分たちの自宅から近い会場がいい」

といった考えのもとでセッティグされる式は自分側に主体があると思いませんか?新郎新婦の自己満足に走る式では、ゲストを満足させることは出来ません。結婚式でゲストへのおもてなしをするためには、相手側の立場に立ち、おもてなしの気持ちでお迎えする!という考えが大事だという事をしっかりと理解するようにして下さいね!!


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