こんにちは!肥後庵の黒坂です。
接待に慣れていない人にとっては「接待はマナー本の通りにするだけの簡単なもの」と考えてしまいがちです。接待の教科書通りに対応すればお客様は満足する、という勘違いは本当に多いですが、ハッキリいって接待を誤解していますね!心の入っていない接待は単なる作業!相手は物言わぬ書類やコンピュータではなく、心を持った人間ですからたちまち見抜いてしまいます!
先方はあなたの心遣いやお店の雰囲気、そしてセンスを敏感に感じ取る力を持っているといます。ですので「さすがこの人は違う!」とうならせるような接待にできれば、大きな仕事を任せてもらえるなど、その後に厚い信頼関係を作ることになりますよね!そうするためにはも接待をする中でセンスの良さを感じさせるようにしましょう!
センスはあらゆる場面で発揮される!
センスを感じさせる接待、というと生まれつきの才能のように思われていますが、実はそうではありません!接待におけるセンスとはもてなすお客様の満足度を高めるノウハウのことです。相手に喜んでもらうためのポイントを押さえるだけで、誰にでも身に付けることができるスキルなんです!
例えばお迎えするお客様が60代の経営者で「ビジネスセンスがあるな」と思わせる接待はどのようにすればいいでしょうか?まず、会食の開始時間は早めにセッティングして早めに終わらせる配慮が絶対に不可欠です!経営者という職業は日中は会議や経営判断などでどれだけ忙しくしていても、夕方からはお付き合いの時間に取っているものです。あらかじめ先方の事情を理解しておくことで、適切な開始時間や会場のセッティングができるわけです。
そして会場の開始時間の他にもいくつかポイントがあります。お店への交通アクセスはどうか?雨天でも足元が悪くならないか?料理は相手の好みにあうもので、さっぱりして胃に負担のないものか?そうした接待ノウハウをひとつひとつできることが「接待のセンス」なんですよ!先方の事情を知っておきたいと思ったら「これは特に重要だから先方の秘書に尋ねておこう」という判断ができますよね?接待ノウハウを身につけておけば先方やお店の必要な情報が取捨選択ができ、先方にとって満足度の高い接待になるわけです。
先方がビジネス経験豊富な重役や、これまでいいものをみて目が肥えている年配者であるほど、あなたのセンスは筒抜けで相手に伝わると考えてくださいね!
いかがでしょうか?接待を軽んじてただの飲み会のようになっている「接待離れ」もあるようですが、だからこそ心尽くしのお出迎えをすることでセンスの光る接待術を発揮することができます!参考になれば幸いです。
<参考リンク>
ビジネス接待マナーやメッセージの文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
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