こんにちは!肥後庵の黒坂です。
年始のご挨拶とともに相手に渡すお年賀ギフト!親戚やいとこ、またはビジネス関係者などお正月のゆるーい雰囲気の中で「今年もよろしくお願いします」といいながら懐から取り出したお年賀ギフトで歓声があがる…それを想像するとついついお品選びにも気合いが入るというものです!
「お年賀ギフト おすすめ」とか「お年賀ギフト 人気」といったキーワードを検索窓に打ち込んで調べているズバリあなたにお尋ねします!お年賀ギフトを適当に選んでいませんか?「他の人が選んでいるから」とか「人気があるから」という選び方で贈り物をしても心から喜ばれる事はありません。今回はお年賀ギフトで喜ばれる贈り物の方法についてご紹介したいと思います!
お年賀ギフトで大事なのは「話題性」
そもそもお年賀ギフトを渡す相手を考えてみましょう。離れて暮らす実家の両親、親戚、友人、取引先がこれにあたります。
そうした人たちに「今年も一年よろしくお願いします」と対面で挨拶をしながら渡す手土産がお年賀ギフトです。いいですか?「手土産」というのがポイントですよ!手土産で重要なのはズバリ「話題性」です。なぜ話題性が大事なのかというと渡したお年賀ギフトがその場の話を盛り上げてくれるネタになるからです。
手土産というのは郵送ではなく、目の前にいる相手に対面で渡すものです。対面になるからにはお渡しした手土産についての話になります。例えば離れて暮らす実家近くの親戚へ「マカロンをどうぞ!チョコレートとか、ピーナッツとか全部で10種類の色んな味が入っています。東京の青山で青山さんが作っているから”青山マカロン”というのですよ。自分も何回も食べて大好きだからぜひ!」といえば普段からあまりマカロンを食べていない相手からすると「へー、マカロンの味って1種類だけじゃなくて色んな味があるんだな」と興味がひかれるというものです。また、地元を象徴するようなお菓子や果物、ドリンクといったものも渡した時にその場を盛り上げてくれる絶好の話題になりますよ!
受け取る相手によって贈り物は変えよう!
仕事で東京に出てきてお正月に実家に帰る、という人も多いのではないでしょうか? 実家に戻った時に奥さん(旦那さん)を連れて実家や親戚、地元の友人宅を回って年始の挨拶をする際に東京のお土産を持っていく、というのがお年賀ギフトになるでしょう。
しかし、ここで気をつけてもらいたいことは「贈り物をする相手によってギフトの内容を変えましょう」ということです。一番避けて欲しいパターンは誰に渡すのも同じお年賀ギフトを用意するというものです。
これからいうことを想像しながら聞いてくださいね?あなたは今、羽田空港のお土産コーナーに立っています。久しぶりに地元へ戻ってあいさつ回りをする、考えるだけでなんだかワクワク。だけど唯一気が重いのがお土産選び。どれを見てもこれだ!というものがイマイチ分かりません。ええい、こうなったらとりあえず30個入りのクッキーとかチョコレートあたりでいいか。挨拶にいくのは両親と親戚のおじさん一家と一人暮らしのおばさん、それから旧友の友人2人の合計5箇所。5箱あれば足りるかな!?30個入ったチョコレートのお土産を5箱持ってレジでお会計をしました。
…さて、この後地元に戻って挨拶まわりをしていくわけですが、挨拶をしながらお年賀ギフトを配っていく途中で気づくことがあります。それは
「あ、一人暮らしのおばさんにはこのチョコレート多かったかな?」
「しまった!彼は甘いもの嫌いだったっけ!?」
というもの。そう!「みんな同じギフトでいいや」という買い方はいざ渡す段になって「しまった!」と思うものなんです。
贈り物をする相手が一人暮らしの場合は分量が少なくて品質の良いものを。家族人数が多いなら全員に行き渡るよう分量の多いものを。そしてビジネス関係の取引先であれば包丁を使わず、保存のきくものを選ぶようにして下さい。贈る相手によって内容を変えることができてこそ、ギフトの達人ですよ!
お年賀ギフトで盛り上がった話
私が関西の親戚宅へ熊本のデコポンをお年賀ギフトに持参したことがあります。年始の挨拶やお互いの近況報告もそこそこにデコポンを渡した時の盛り上がりようといったらすごかったですね!「わー!こんなにいいものをありがとう!!早速みんなで食べよう!」とその場で箱からデコポンを取り出しておいしいおいしいといいながらあっという間にその場で半分がなくなってしまいました(笑)。その後は熊本のフルーツについての話で大いに盛り上がり、他にもおいしい果物がたくさん食べられることに大いにうらやましがられたものです。あの盛り上がりはお年賀ギフトがあったからこそのもので、デコポンのおいしい時期やおいしい食べ方、保存方法、選び方など持参したお年賀ギフトについての話もとっても興味深く聞いてもらうことができました。年始に最高に楽しい時間を過ごすことができたのは紛れもなく、持参したお年賀ギフトがその場で話題を提供してくれたおかげだと思っています。
お年賀ギフトの喜ばれる選び方、理解頂けたでしょうか?この記事を読み終わったら早速役立ててくださいね!
<参考リンク>
お年賀ギフトの作法や、文例集などの情報が満載です。ぜひご参考下さい。
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