こんにちは!肥後庵の黒坂です。
年配者を尊敬し、敬うのは日本の文化です!長い年月を苦楽を乗り越えて生きてきた年配者の方から学べる点は本当に多いもの。一年365日ある中での9月の第3日曜日を年配者を敬う「敬老の日」と定められています!
敬老の日は日本独自の文化です!
日本はギフト大国です!元々なかった父の日、母の日をはじめ、バレンタインデーやハロウィンなど数多くの記念日を海外から取り入れて日本独自の文化に昇華させています!(考えてみればスゴイことですよね!)
そんな世界から記念日を取り入れてきた日本ですが、敬老の日については日本独自の記念日なんです!これってびっくりですよね!?世界広しといえども日本だけの文化だなんて。
「年寄りの日」→「老人の日」→「敬老の日」への移り変わり
敬老の日は今よりもずっと昔、戦前に「年寄りの日」を定めたのが始まりだそうです。9月中旬を超えると農作業も一段落し、時間に余裕があるこの期間に「お年寄りの知恵を借りて村作りを!」というところから始まったんです!この時から「年配者の知恵に感謝しよう」というものだったんですね!
その後、1964年に「年寄りの日はネーミングが良くない!」という声が出てきたそうで「老人の日」という名前になり、「老人という響きではなく、年配者を敬う意味合いを込めて」という声で「敬老の日」となったようです。結構紆余曲折を経て、今の敬老の日になったんですね!でもその根幹である「年配者を敬う」という意味合いは変わりません!
敬老の日が祝日なのにはワケがある!
敬老の日は9月の第3月曜日に設定されています。つまり、多くの人にとって敬老の日は「平日」にあたるように思われますよね?しかし、この日は月曜日といっても国民の祝日に指定されているので学校や会社はお休みです!
「ヤッター!遊びに出かけよう!」と土曜日、日曜日、月曜日の3連休を堪能するのではなく、ここでわざわざ国が敬老の日を祝日に指定している理由について考えてみましょう!
それは会社勤めをしているビジネスマンや学校に通っている学生も、家にいてこの一日を年配者へ感謝を示す日にしてもらいたい、という強い想いが込められていると思うんですよ!なぜかって世の中には記念日になっていても「祝日」ではない日なんて山ほどあります!それなのに敬老の日はバッチリ祝日になっている、これは日本という国からあなたへの「敬老の日の意義を理解し、感謝を示しましょう」という想いではありませんか?
そんな固苦しいことをしましょう、というわけではありません。プチギフトを用意したり、家族で外食に出かけたり、お手紙を書いたりすることで「いつもありがとう!」「これまで育ててくれて感謝しています!」というあなたの素直な心を伝えるだけでいいんです!そうすることで、敬老の日としての意義があると思いませんか?「これまで特に何もしたことがない」という人もぜひ今年は敬老の日を「年配者を敬う日」として過ごしてみてくださいね!きっと驚くほど喜ばれ、記憶に残る一日になることでしょう!
これから敬老の日について記事をお届けしますので、ぜひご参考下さいね!
<参考リンク>
敬老の日のマナーやメッセージの文例集、喜ばれる贈り物ヒントがたくさんあります。ぜひご参考下さい。
<YouTube動画版はこちら>
コメントを残す