こんにちは!肥後庵の黒坂です。
ギフトを贈る時に多くの人がやりがちなのが「自分でギフトを選んでいない」というものです。「財布からお金を出して買っているのにそんなことあるの?」と思われたでしょうか?でも実は結構多いんですよ。
例えばお世話になった方へのお礼やお祝いごとをする時に「とりあえず高級品を贈っておこう」という選び方がこれにあたります。これってギフト選びに心はこもっていません。「これは受け取った相手が喜んでくれるかな?」という気持ちが入っていませんからね。ギフトは気持ちを代弁してくれるものなので、心のこもっていないプレゼントは相手に渡しても絶対にそれが伝わってしまいます!
人は物言わぬギフトからでも込められた想いを読み取り、感じ取る力があります。ですので相手のことをあなた自身が自分で考えて贈り物をするのがベストだと私は考えていますね!
高級ゼリーを贈るのは何のため?
先日、ギフトの購入について友人に相談を受けました。「あの人には大変お世話になったので老舗ブランドの高級ゼリーを贈ろうと思っているのだけど…」という内容でした。なんで高級ゼリーにしようと思っているのかと聞くと「高級感があるから」という答えでした。
確かにそうかもしれません。老舗ブランドのものなので少なくとも「高級感」という点は完全にクリアーできるでしょう。でもお世話になったお礼が「高級品のプレゼント」で喜ばれるでしょうか?私はそうは思いません。例えばその高級ゼリーが本当においしいからぜひそれを共有したい!おすそ分けしたい!ということであればそれを伝えるとめちゃめちゃ喜ばれるでしょう。贈り物をする時に「おいしいと評判ですので」といいながら渡すのはもちろんOKです!相手に喜んでもらいたくておいしいものを選んだ事は伝わりますからね。
しかし、今回はそうではないんですよ。単に「世間的にみて問題ないだろう」と世間に選んでもらっているのと同じで、そこにその人の心は入っていませんよね?ですのでこうした選び方はオススメできません!
ギフトは気持ちを伝える事が最大の目的!
ギフトは自分の気持ちを相手に伝えるものです!この考え方はどの時代も、どの文化でもずーっと変わらない普遍のものです。
じゃあどうすれば気持ちが伝わるか?ということですがその1つには「一生懸命考えて自分で選ぶ」ということです。もうそれだけでプレゼントに気持ちがこもって相手に伝わりますからね!泥臭いような言い方ですが本当にそうですよ。
相手を喜ばせようと一生懸命素敵なプレゼントを探したり、サプライズになるよう準備を整えたり、友人と協力するなど努力や労力を重ねた結果、準備したギフトには贈り物をする側の「相手を思いやる気持ち」が宿ります。
プレゼント受け取った相手は「自分のために駆けまわって大変な中、準備をしてくれた!」ということが伝わることで「自分は大切に思われている」と感じ、幸福感に満たされます。
「高価なプレゼント=喜ばれるギフト」ではない!
ただ高価なプレゼントをすることが答えではないことがお分かり頂けたでしょうか?なぜならそこには相手への想いが入っておらず、肝心のギフトに気持ちが入っていないので受け取っても感じるものがないのです。
プレゼントで喜ばれるためには相手を想う気持ちをギフトに込めましょう!そうすることで多くを語らずともあなたの気持ちや想いはギフトが雄弁に代弁してくれるはずです。あなたのプレゼントがうまくいくようにお祈りしています!
そうですよね、ワインなど飲まない私に、ウェッジウッドのペアのワイングラスが届いて困っています。
甥っ子が社会人となって、今までのお世話になったお礼として、送ってくれたのですが、母親(私の妹)に相談しなかったのかな?と思うのと同時に、何故この品なのかなと、聞きたい気持ちにもなっています。
ゴルコさま
コメントありがとうございます。高級感のある贈り物は「贈り物をする側はそうしたいから」という場合が多いですね。なぜかというと、「自分をセンスよく見せたい」もしくは「何を贈っていいのかわからないから、無難なブランドにしておく」というものだと思っています。
一番いいのは受け取る相手の好みを知り(周囲の人に聞くなど)、「喜ばれるものを選んだ」ということが相手に伝わるギフトですよね!贈り物のお品も希望のものが届き、何より自分を想う気持ちが伝わるの嬉しいのではないでしょうか。
またコメント下さいませ。ありがとうございます!